進路変更(路上)の時期のコツと方法!(同一車線内)合図や確認のタイミングは?珍教官の珍教習記録!

進路変更!苦手な方が多いのではないでしょうか?

別記事で、主に一段階(コース内)の進路変更について書きましたが、今回は応用編です!

コース内ですと、目標物がはっきりしているので、何回も練習すれば自ずと定着しますよね。

でも路上では、そうはいきません。例え路上教習中に覚えられたとしても、免許を取ったら新しい場所にも行くのです。

従って、路上で使える進路変更の合図や確認のタイミングの取り方について、お話しします。

マジで、この方法で、私は警察官からの誤認検挙?を免れましたよ。(笑)

 



  1. 教習所教官による運転教本参考書
    1. このブログの趣旨!
    2. このブログの個人情報対策!
  2. 一段階の進路変更をもう一度理解してくださいね!
  3. 進路変更のコツ! 合図のタイミング とは?
    1. 進路変更の合図のタイミングは約3秒前! 教本の教え方!
    2. 進路変更の合図のタイミング?は約30m~40m手前?
    3. 道路上で30m~40m手前って?わかんないよ!
    4. 電柱間隔は、30m~40m間隔!私のお気に入りの目安!
    5. 街灯の間隔も、30m~40m間隔!私のお気に入りの目安!
    6. 「電柱間隔は平均35m」を教えたら…、教習生から衝撃の一言が!(笑)
      1. 電柱間隔を紹介するようになった理由!
      2. 【電柱間隔】 はづき さんのエピソード
        1. 高速教習中の一般道での話
        2. 進路変更をどのタイミングですればよいかわからない!
        3. 私がいつも言う進路変更のタイミングは?
        4. はづきさん!驚きのあまりビックリ発言!
        5. はづきさんに教官になれと勧められる?
        6. はづきさんに就職先を紹介してもらう?
      3. 【電柱間隔】 短縮バージョン
  4. 進路変更のコツ! 合図の時にハンドルを動かさないようにするには?
  5. 進路変更のコツ! 確認の時にハンドルを動かさないようにするには?
  6. 進路変更のコツ! 合図のタイミング まとめ !
  7. 同一車線内の進路変更のコツ!  手順 とは?
    1. 進路変更可否の安全確認
    2. 進路変更を行う時の合図!
    3. 進路変更可否の最終確認
    4. 進路変更のハンドル操作!
  8. 教習生からの質問にQ&Aで全力で答えてみました!
  9. 技能教習(普通車)の教習項目別ごとにリンクした投稿記事一覧です!
  10. 「自動車学校」でお悩みの方、次の記事一覧をご覧ください!。

教習所教官による運転教本参考書

このブログの趣旨!

まずは、こちらをご覧くださいね。「コツと方法」シリーズでの、基本的な私の意図と参考文献を示しています。

このコンテンツでは、運転教本を参考にして書いていますが、私は運転教本の参考書的な扱いで書いています。

運転教本では「堅苦しくて分かりにくい。」「受験勉強のように語呂合わせで覚えたい。」「裏技的な事を知りたい。」という要望を受けて、私の経験から作成しました。

そのことをご理解いただき、この文章を読んできた抱ければ幸いです。

私がこの記事を書くにあたってスタンスとか、思いについての詳細は、下記の記事をご覧くださいね。

運転教本の参考書!教官経験者達の指導方法(例)!珍教官の珍教習記録!
自働車の運転の教習(勉強)には、運転教本というものがあります。これは、学校の教科書のようなものです。巷では、参考書(これを読めば一発合格!等)もたくさん販売されています。 参考書には、教科書にない情報がたくさんありますね。売るために、...

このブログの個人情報対策!

このブログには、コメントができるようになっていますので、ご意見・ご質問等を受けることができます。

ただ、コメントに返信する必要がありますので、貴方のメールアドレスは、管理人及び数人の厳選された投稿者に知られることになります。

特に、現役指導員の方に質問すると、「教習生の連絡先を知ろうとした」と問題になってはいけないと思い、Lineの【Open Chat】 を開設しました。

これですと、貴方からのLineのIDも知ることはできませんし、ハンドルネームで参加できますので身バレもしないので私的には、良い方法だと思います。

教習生の方で、教官から知らされてこのブログを見た方は、このOpenChat で質問してくださると個人情報も漏れずに、気軽に質問できると思います。

但し、現役教官のライターさんが居ますので、差し支えなければ、ハンドルネームの中に教習生番号を入れて頂けたら、より適切なお答えができると思います。

例えば、教習生番号が「8765」であれば、「8765hiukonyan」とか「87kuma65mon」とかとして頂けると、ライターもお答えしやすいと思います。

OpenChat 名:【自動車学校お悩み相談室

管理者名:【きょめん76



一段階の進路変更をもう一度理解してくださいね!

一段階(コース内)の進路変更の記事をお読みになった前提でこの記事を書き進めますので、ご了承くださいね。と言うのは、一段階が基礎だとすれば、二段階は応用走行になるからです。

進路変更(場内)のコツと方法!珍教官の珍教習記録!合図・確認のタイミングは?手順は?どのくらい寄せるの?(同一車線内)
進路変更!苦手な方が多いのではないでしょうか? 苦手な人が多い大きな原因として、次のキーワードがあいまいだからだと思っています。 進路変更をする場合として、 左折の時は「あらかじめできるだけ左側に寄せる。」 右折の時...



進路変更のコツ! 合図のタイミング とは?

進路変更の合図のタイミングは約3秒前! 教本の教え方!

進路変更の合図を出すのは、「右左折等をしようとする交差点の30m手前の地点に達した時の約3秒前に行う。」という事ですね。

という事は、進路変更時の速度にもよりますが、概ね、右左折する地点の70~80m位手前で出すことになりますよね。

皆さんご存じでしたか?

大変失礼な書き方をしましたが、それが分かっていないドライバーが多い事に驚かされます。

時には、警察官でさえも・・・(笑)

進路変更の合図のタイミング?は約30m~40m手前?

右左折の地点の30m手前からは、右左折の合図になりますね。

進路変更の合図は、その約3秒前とされています。

約3秒を、距離にすると、約30m~40mなのです。

時速40kmで走行している車は、秒速約11mなのです。11m×3秒=約33m

時速50kmで走行している車は、秒速約14mなのです。14m×3秒=約42m

時速60kmで走行している車は、秒速約17mなのです。17m×3秒=約51m

通常、教習所の路上教習のコースには、60kmで走行する道路は稀ですので、3秒で走行する距離は30m~40mト考えればよいのです。

しかし、そう言われても、30mってどれくらいかわからないんですよね。

そうなんですよ。それに皆さん困っているのです。

私は、この30m~40mの目安を、教習生から知ることになりました。



道路上で30m~40m手前って?わかんないよ!

間を取って、35mとしましょうか?

皆さん(教習生や教官)に聞いてみると、普通車7台分、とか中央線の破線いくつ分とか、横断歩道の手前のひし形の標示とか、色々苦労されていますよね。

実は、次の項で述べるのですが、ある、教官兼検定員が言っていたのです。

「自分にも、35mなんてどのくらいかわからない。『勘!』『間隔』なんだよ!」と。

そんな、勘とか間隔に頼っていたのでは、教習生はいい迷惑ですよね。(笑)

でも、その検定員に限らず、ほとんどの教官が、テキトーに言っているみたいなのです。(笑)

ところが、10年位前に、女子高校生が良い目安を私に教えてくれたのです。

そのJKは、私の教習前に、別の教官にこのネタを話したそうですが、全くと言っていいほど相手にされなかったそうです。

「へぇー、それがどうしたの?」

「そんなわけないだろう?」

「そんなんで分かれば、教官がみんな使ってるよ!」等々。

JKの言う事だからと、馬鹿にしているのがありありだったみたいです。

だから、私に教えてくれた時も、自信なさげでした。(笑)

電柱間隔は、30m~40m間隔!私のお気に入りの目安!

では、その時の会話を思い出しながら、ご紹介しましょう。

そのJKは、高校の電気科に通学していました。

「先生、この前授業で習ったんだけど、電柱の間隔って、何m位か知ってますか?」

当然、私は知りません。

「北海道とかの広大な原野とか山林を除いて、人が住んでいるような地域では、電柱は30m~40m間隔で建てられているんですよ!」

本当なの?とにわかに信じられない表情の私に、彼女が続けます。

「電柱間隔が40m以上離れると、電線が垂れ下がって、危ないし、強度が要るんだって!」

「電柱を30m以下で建てると、電柱をたくさん建てるので、コストがかかるんだって!」

え~本当? という私に、彼女は続けます。

「私も授業で聞いただけなので、自信はないけど・・・」と続けるのです。

私は、「これは良い情報だぞ!」と衝撃を受けました。(笑)

まるで道路交通法が、電柱間隔を基本に決められているのではないか!と思えるくらいに。

そして、この「電柱間隔ネタ」を私の独自ネタにすると決めたのです。

他の教官たちに、軽くあしらわれたことも気に入りました。

そのJKが、他の教官に話したところ、

「それがどうしたん?」

「そんなので分かれば苦労はしないよ」

「そんなわけないだろう」等々、散々な扱いを受けたそうです。

「そのネタ、めっちゃ良いじゃん」という私に、彼女は答えました。

「でしょう!良かった!このネタの良さを解ってくれる先生が担任で!」と私のプライドを満足させる受け答えをしてくれたのです。

「でも、先生だけにこのネタを使う事を許したいので、他の人には秘密にしてね。(笑)」と言われました。

彼女は、私の前任校の教官に漏らされるのを嫌がっていたので、内緒にしていました。実は、口の堅い教習生にだけ、【秘伝の知識】として、ごく一部に披露していました。

職場も変わり、そのネタを聞いた人も忘れた今、皆さんに公開します。(笑)

勿論、きちんとウラを取りましたよ。(笑)

ネットで「電柱間隔」と検索したら、出ていました!

ネットでは、電力会社別に30mとか40mとか出ています。

しかし、経験上、道路状況や大きな建物によって、電力会社にこだわらず、30m~40m間隔で建てられていると私は認識しています。

街灯の間隔も、30m~40m間隔!私のお気に入りの目安!

そして、最近気づいたのですが、電柱が立っていない、橋の上などは、街灯の間隔も、電柱間隔とほぼ一緒なのです。

二つ目の勤務校で、見つけました。実は、思い出してみると、一つ目の勤務校でも街灯はありました。しかし、極秘にしていたことと、教官同士が仲が良くなく、心に余裕がなかったので、そこまで気づくことはできませんでした。



「電柱間隔は平均35m」を教えたら…、教習生から衝撃の一言が!(笑)

【電柱間隔】が平均 35m という、ネタは多くの人に知られていないので とても重宝しています。何しろ、前任校の教官にも馬鹿にされたのですからね。

でも、私のネタなので、面白いエピソードもたくさんあります。

最新の、現時点で一番衝撃的だったエピソードをご紹介します。

電柱間隔を紹介するようになった理由!

 ずっと秘密にしてきていたネタなんですが 、私もかなり年を取り、現役が終わるのがもうあと数年後ということになりましたので せっかくのブログを始めた 機会にここで公表している次第です。
 例えば、みきわめの前になって 私がこの「電柱 間隔35m」を話すにと多くの教習生が「初めて知りました。 それはいいですね。」と言ってくださるのです。
 調子に乗って、話していたところ、下記のような面白いエピソードに出会いました。

【電柱間隔】 はづき さんのエピソード

 多くのエピソードがあり それぞれ 紹介したいのですが、最近 大爆笑した話がありますのでご紹介しておきます。
 このエピソードをお話しすると、「電柱間隔 35m」がものすごく 印象に残るみたいで、私のお気に入りになっています。
高速教習中の一般道での話
  私が 高速教習で、男性1人と女性2人の計3人の教習生を教習していた時です。
 まだ高速道路に入る前の一般道を走っていた時です。
 その教習生は、何回も運転に対する不安を私に話してくれました。 ちなみに、はづきさん を教習で担当するのは初めてでした。
 不安を口にする彼女に不安を少しでも和らげるようにと、次の信号を左折するという指示を出す時に早めに指示を出そうと思い、こう言いました。
「はづきさん、少し早いですけど(本当はめっちゃ早い)(笑)、向こうの方に信号が見えるでしょう。 まだ1kmぐらい空いてますけれども、心の準備ができるように早めに指示をしておきますね。 あの遠くに見えている次の信号を左折してください。」と言いました。
進路変更をどのタイミングですればよいかわからない!
 すると、はづきさんがこう言ったのです。
「先生~、なぁ、私、進路変更の合図をどこで出したらいいか、今になっても、さっぱりわからんのんです。だいたいどの先生も『今出すんだよ』とか『そのお店の看板のところで出すんだよ』とか言ってくるけど、先生が指示してくれないと出せないし、いちいち覚えられないんですよ。 もっと言うと、そんなの覚えたって卒業卒業検定に使えるだけでしょう。 免許取ったら 全国どこでも運転しなくちゃいけないのに、いちいち下見をして覚えるんですか?無理でしょ。」
(ごもっともです。その返答を待ってました!)
 私はいつも単独教習で話をするように、はづきさんに話しました。 オット、その前に後部座席のお二人にも聞いてみました。「あなた達は 進路変更の合図をする目安をどのようにしていますか?」と。お二人とも答えてくれません。(実は後部座席のお二人のうちの1人は私が路上教習で2回 担当していた方なのです。 その人には話しているはずなんですけれども答えてくれません。 照れていたのか伝わっていなかったのか?どちらにしても残念なことです。(笑))
私がいつも言う進路変更のタイミングは?
 「じゃあ私がいつも単独教習の時に言っているとっておきのお話をしてみましょう。実は、電柱間隔 というのは 平均30m から 40m 間隔で建っているんですよね。30m間隔以下で建ててしまうと、電柱をたくさん建てなくてはいけないので、電力会社は大赤字になりますよね。 また40m間隔以上開けた状態で電柱を建てると、電線が垂れて危ないからだそうです。」
「だから、電柱間隔は 平均35m で建っていると思っておけば問題ありません。 右左折の合図というのは右左折する地点から30m 手前と決められていますね。 さらにその前の進路変更の合図は約3秒前と決められていますね。」
「ということは、右左折の合図は信号に一番近い電柱から1本 手前の電柱のところで出せば概ね間違いない事になりますね。電柱間隔が約35m なのですから。そこで右左折の合図を出せばいいわけですね。」
「では 進路変更はどうでしょう。 時速40km/h で走行していると1秒間に約11m 進む と言われています。ということは3秒間で約33m 進むことになります。 電柱間隔が、平均 35m ということになれば 二本手前の電柱は約70m 離れていることになります。 つまり 電柱間隔 2本 手前で左の方向指示を出し、確認をして進路変更を行います。1本 手前の電柱 までに進路変更をすませば、そこからは左折の合図に自動的に切り替わることになりますよね。余計に合図を消すとか戻すとかもほぼなくなるわけですね。」
「もし 時速50km で走っていれば、 概ね42m ぐらいは 進路変更終了  までにかかります。 そうなると右左折の合図は約 28m 位手前になりますが、 今まで はづきさんが言うように 適当に 進路変更をやっていたり、指導員の言いなりにやっていたのことに比べれば数m の誤差なんて 大したことないと思いますよ。」
「結論はこうです。『 次の信号を左折してください』と言われたら、 左折したい信号交差点に一番近い電柱から、電柱間隔 2本 手前の電柱の横を通過する頃に、進路変更の合図をしてください。 その後 ミラーや 目視等で安全確認をして 1本 手前の電柱までに左に寄せを完了しておきます。 これでばっちりでしょう。」
すると はづきさんはこう言ったのです。アラ還の、私に向かって(笑)
はづきさん!驚きのあまりビックリ発言!
お兄さん!めっちゃいいこと知ってるね。」お兄さん!と言われて、とっさに後部座席の男性の方を見てしまいました。(笑)。後部座席の教習生が何か言ったのかと思って。するとはづきさんは、私の方を指さして、笑顔で(あんた!)と指さします。そして続けます。
「 その方法なら私でも、迷わず進路変更の正しい合図の出し方ができそう。 電柱間隔で普段から慣れておれば、電柱がない場所でも目安が付けれるもんね。そんな話 初めて聞いたよ。」と更に続けます。
はづきさんに教官になれと勧められる?
「お兄さん!そんだけの知識とトーク力があったら【教習所の先生】ができるよ。」と。
お断りして おきますが 今は 高速教習の最中です。勿論私は「教習所の先生です」
 後部座席の教習生が大爆笑を始めます。 私は自分の指導方法が評価された 嬉しさから調子に乗ってこう言いました。
「そうか?はづきさんがそう言ってくれるんなら、私もこれからしっかり勉強して『教習所の先生』を目指すことにするわ。」
 彼女がまた 言い出します。「そうした方がいいよ。 今からでもお兄さん遅くないよ。勉強して いい教習所の先生になってね。」お断りして起きますが 高速教授中ですので 私はもう教習所の教官です。 しかも アラ還ですから お兄さんではありません。
お調子者の私は続けて言います。
はづきさんに就職先を紹介してもらう?
「でもせっかく頑張って勉強して 教習所の先生になれたとしても、雇ってもらえなければ意味がないですよね。」すると 彼女は 答えます。
運転しながら自分の手で胸をどんと叩きながら「私に任せなさい。私ここの教習所の社長さんと知り合いなんですよ。私の方から『教習所の先生に向いたいい人がいるから その人を採用しなさい。』と言ってあげるから。 大船に乗った気になって 私に任せんちゃい。」と言ってくれたのです。(大爆笑)
 おかげで3時間の高速教習はとても 和やかに フレンドリーに進みました。 はづきさんに感謝感謝です。 さらに、この話を 後日、別の教習生にすると、 他の教習生がものすごく喜んで、すぐに覚えてくれるんです。もう忘れられないみたいです。
 更に、その話を聞いた教習生が友達に話し、「〇〇先生はメッチャわかりやすく面白く教えてくれる」と友達に宣伝してくれるのです。もう忘れられないみたいです。

【電柱間隔】 短縮バージョン

 時間がない時は、短縮版で、話します。
「電柱 間隔 2本分以内ななったら、進路変更を開始。 左の白線から2本分以内に寄せれたら、進路変更完了。教習が終わって帰るのは、日本国内です。」と。(笑)

 チャンチャン

 



進路変更のコツ! 合図の時にハンドルを動かさないようにするには?

進路変更の時、合図を出す時や確認をするときに、ハンドルを回す人が多くいます。

私は、基本的に、ハンドルは9時15分の位置で保持してもらいます。「9時15分の位置で保持」はたくさんのメリットがありますが、進路変更等の合図でのメリットについてここでお話しします。

運転教本19ページにあるように、9時15分の位置で保持すれば、進路変更の際に、人差し指か中指を伸ばせば、ハンドルから手を離さずに方向指示器は出せます。

そうすれば余計な力が入らず、ハンドルは動かす必要もなくなります。又、ハンドルを動かすと違和感が残るので、「知らぬ間にハンドルを動かしてしまった」ということはなくなります。

詳しくは、下記の記事でご覧くださいね。

ハンドル持ち方のコツ!9時15分をお勧め!珍教官の珍教習日記!9時15分をお勧め!性格が出るの?減点になるの?
 今回は、「 ハンドルの持ち方」について、私が実際に指導してきて効率よく理解してもらえた指導方法のいくつかをご紹介いたします。  運転教本には図で書いてありますが、具体的に言葉では書いていないことも多いですよね。  ネットでは10時...



進路変更のコツ! 確認の時にハンドルを動かさないようにするには?

この方法は、合図の時にも使えると思いますが、(実際には合図の時には使っていませんが…。)特に、確認時(サイドミラー確認時や、直接目視時)に目線が動くので、ハンドルを動かしてしまう教習生が多くおられましたね。

私は、路上教習に行く前に、必ず、「今日は、どんなことをできるようになりたいか?」という趣旨のことを聞くようにしています。

その時に、「確認している時に、ハンドルを回してしまう。後ろや横を見ているので、ハンドルが動いていることに気づかない」というお悩みをよく聞きました。

私が、とっさに思いついて方法は、以下の方法です。

「9時15分の位置で保持」した状態で、右手の人差し指か中指の指紋の部分を、ウインカーレバーの先っぽに軽く当てるだけです。(笑)

確認中に、ハンドルを回してしまうと、レバーの先に当てていた指先が、離れますよね。

もし、それで気づきにくいならば、ウインカーレバーを、人差し指と中指でじゃんけんの〔チョキ〕のように挟むのです。

実は、この方法を最初に試した時は、挟む方法でした。それだと、少し格好悪く感じられるようです。また、ハンドルを動かすと、ウインカーが消えたりする事も有るので、数日後には、先端を触れる方法にバージョンアップした経緯があります。

しかし、触れる方法で上手くできない人に対しては、挟む方法で矯正します。

もう一つ、挟む方法は、他の教官に見られたら「何してんの?」と思われて、ネタバレしそうなのも理由の一つです。

触れる方法だと、他の教官にも気づかれにくいですからね。(笑)

 



進路変更のコツ! 合図のタイミング まとめ !

私は、このように指導しました。

次の信号交差点を左折してください。

信号機に一番近い電柱から、3本手前の電柱が白い家の真横にありますよね。

電柱間隔で言えば、2間隔ですよね。

その電柱の真横に差し掛かる頃に左合図を出します。

その後、ミラー確認と目視をして、安全が確認できれば、左に寄せていきますね。

電柱間隔一つ分になる所までに進路変更を終えてください。

そうすれば、そこからは、左折の合図(30m)手前になるのです。

そして、曲がり終えてから、言うのです。

右左折の合図は、右左折する地点から30m手前です。

進路変更の合図は、その30m手前に到達する約3秒前です。

電柱間隔は平均35mです。

自動車は、秒速14m位なんですよ。だから、3秒で電柱間隔、約一個分を走行するのですよ。

電柱間隔2個分手前で、進路変更の合図をスタート!

電柱間隔1個分手前で、進路変更を終える。

電柱間隔1個分手前から、右左折の合図!

これが、「わかりやすい」と、とても好評なのです!本当にうれしい限りです。

電柱ならば、あちこちに立っています!

電柱ならば、幹線道路の右か左に立っています。

電柱間隔を意識すると、電柱が無くても目安を立てやすいです。

 



同一車線内の進路変更のコツ!  手順 とは?

以下の、進路変更の手順については、運転教本に則り書きましたが、各教習所で統一されている場合があります。

①進路変更可否の安全確認

②進路変更を行う時の合図!

③進路変更可否の最終確認

例えば、

①進路変更可否の安全確認

ルームミラーだけで良い。

②進路変更を行う時の合図!

ルームミラーでの確認後すぐに出す。

③進路変更可否の最終確認

サイドミラーと目視だけで良い。

等です。

各教習所の路上コースの状況より変わっている場合があります。

その時は、教官の指示に従ってくださいね。

勿論、教本に則って手順を守る方がより安全です。

進路変更可否の安全確認

①ルームミラーでの確認!(真後ろ)

②サイドミラーでの確認!(曲がる方向・ハンドルを切ろうとする方向)

③直接目視による確認!(ミラーの死角・ほぼ斜め後方)

ですね。

※確認中のハンドルは、基本的に直進状態を保ってください。

特に、路上の場合は、車線の幅が広くないので、事故に直結する場合が多いです。

この段階の確認は、進路変更が可能かどうかの確認の要素が強いです。

進路変更を行う時の合図!

合図を出します!

※ハンドルは基本、直進状態を保ってください。

進路変更可否の最終確認

①ルームミラーでの確認!(真後ろ)

②サイドミラーでの確認!(曲がる方向)

③直接目視による確認!(ミラーの死角)

ですね。

※ハンドルは基本、直進状態を保ってください。

進路変更のハンドル操作!

①他車に不安を与えないように、緩やかにハンドルを回します。せいぜい1/4回転程度。

いきなり、急にハンドルを切ると、危険なのできつく叱責されます。

②進路変更が完了(走行中の自動車と平行な縁石や線と車体が平行になった)ら、合図を戻します。

 



教習生からの質問にQ&Aで全力で答えてみました!

自動車学校の教習は、ほとんどが、一対一 です。教習生から、率直な質問が寄せられます。

私は、過去に傾聴を大切にする「カウンセラー」だったこともあり、聞き出すのは得意です。

又、実際の教習経験だけでなく、SNS等で、面識のない方の質問にも対応してきました。

そこで、教習生やSNSで受けた質問に答える形で、書き続けた記事を、Q&Aと言う形でまとめました。お役に立てれば嬉しく思います。

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教習生からの質問に真面目に答えようとすると、自分の知識の確認にもなりますし、指導技術の向上にもつながります。 こういった面で、私は、真面目な(前向きな)教習生からの質問は、大歓迎です!! 教習生からの質問によって、私も成長を実感...


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