運転のコツと方法! 指導要領に書かれていない内容!
私も、間もなく退職を迎えます。今まで基本的に一対一で指導してきた内容を、是非とも皆さんにお知らせしたくなりました。
この方法が一番正しいかどうかはわかりません。そもそも一番正しい方法があれば、教習指導員の教科書として発行されているはずです。
教習指導員向けの指導要領というものは存在しますが、これだけのことを教えなさいと言う内容が書かれているだけです。
いわば、「最低限これだけの事は習得させなさい」という内容なのです。
運転のコツと方法! 業界は、保守的?
自動車学校業界と言うのは、結構保守的なんです。経験が長い人の発言力は強大です。
私は、二つの自動車学校を指導員として経験しました。
最初の学校は、私が意見を言おうものなら、「今まではこうしてきた。先輩のいう事を聞け!」と怒鳴られたものです。しかも何の理由の説明もなくです。年下の指導員に(私が40歳くらいで転職したため、年下の上司や先輩が多数いました)上から目線で「指導」され続けました。
私は、自動車学校に就職する前にも「教える」という仕事に約20年間、関わってきました。一応「教える」ことに関しては、私にはプライドがありました。
約20年間で身に着けてきたと思っていたスキルは殆ど役に立ちません。何か新しい事にチャレンジしようと思っても、「この会社では、ずっとこのやり方で通している!」と押し通されるのです。
運転のコツと方法!ティーチング(一方的指導)が幅を利かす現場!
『感覚で覚えろ』的指導、『怒鳴って従わせる』的教習、に疑問を抱き続けていました。
教習生とも指導員同士でも、意見を戦わせることなく、スキルアップも考えない(先輩?)の指導に疑問を抱きました。いや、嫌気がさしました。
なぜ、その方法で指導するのですか?この方法の方が良いのでは?と提案しても否定され続けました。
うちでは、ずっとこの方法で来ているんだ。と答えるのみ。
罵声を浴びせてくる(若い)先輩に、「では、どのように教えているのですか?」と尋ねます。すると「自分で工夫して考えろ!」と言う言葉が返ってくるのです。
・自分の指導方法を教えたくないんですよね!きっと。
・自分の教え方に自信がないから、後輩とは言え年上に伝えられないんですよね!きっと。
従って、指導員皆が、がそれぞれ、自分本位の方法で、好き勝手に教えている感じでした。
理由なんて教えてくれません。指導員になる前の職場では、教え方について、お互いに意見を出し合います。みんなで育てる感じだったのです。
この方法はティーチングの悪い例の最たるものだと思います。
しかし、教習生に「人気取り」の教え方、「あいまいな指示」の指導を、所謂「先輩」達は実践する訳です。
運転のコツと方法!コーチング(助言的指導)が浸透しにくい現場!
私が、自動車学校に就職する前の仕事は、小学校の教員でした。
今から思えば、教員時代に、コーチングの基礎を学んだ気がします。
その次の出会いは、カウンセリングの講習を受講したことです。
コーチングとは、簡単に言えば、教習生の、気付き・アイデア・意見・考え方等を加味して、一方的ではなくて、共に成長する指導方法です。
運転のコツと方法! 一回で成功させる!失敗を繰り返させない!
以前いた、自動車学校では、クランクの教習の際に、
「失敗した時の後退方法を、しっかり教えなさい」とうるさく言う検定員が居ました。
私は思いました。
前輪脱輪時の後退方法と、後輪脱輪時の後退方法は違う。では、クランクの通行方法と後退時の後退方法を2種類教えるのか?と。
しかも、その検定員は、後ろから来て居たら、「早くいけ。俺の生徒が練習できない」と怒鳴ってくることで有名だったのです。
そもそも、前進で通過できない人が、後退を覚えられるとは思えません。
従って、ティーチングになってしまいますが、目印教習と疑われようが、なるべく一回で通れるように指導するようにしています。
それでも、指導を聞かずに、指示に従わず失敗する教習生には、
「失敗を5回するより、一回で成功させる方が近道だよ」と言います。
失敗すると焦るので、余計に頭に入らなくなるようですね。
運転のコツと方法! 様々な指導方法が認められるべき!
転職した自動車学校では、年長者が若い指導員に「〇〇先生」と呼んでいるのに驚きました。
正に、言葉通りであれば、「先に生まれた【先生】が、子ども位の年齢の指導員に【先生】と呼び、リスペクトするのです。
新しい職場の指導員は、教習生の前では、決して他の指導員の悪口は言いません。会社からも強く指導されます。
他の指導員の指導方法に意見があれば、教習課の責任者に言い、その責任者正しい意見だと判断すれば、至らない指導員に、個別に指導するのです。
様々な事情で、苦労している教習生人対しては、「この項目は、○〇先生が教えたら適任ではないか?」と人選までするのです。
私自身も、新しい職場で、指導員の人数も倍になり、学ぶ機会も増えました。
新しい職場では、色々なスキルを惜しみなく披露してくれ、指導員としても、人間としても成長できていることを強く感じます。
これが、自動車学校が保守的であると強く感じた理由です。
運転のコツ(おすすめ)! は私の20年間の蓄積!
運転のコツ(おすすめ)は、教習指導員を約20年間経験した筆者が、教習生の方の「運転」上達の一助になる事のみを願い、構想を練ってきたものです。
指導員になったばかりの時は、「この指導の時は、この言い方が良かった。」と感じた事を、メモ帳に記載し、帰宅後エクセルに入力して保存していました。
しかし、その保存したものが膨大になり、又、社会常識や、教習生の考え方が、刻々と変化するにつれて、その記録を見つめると、古めかしさを感じるようなことも多くなりました。
転職した自動車学校では、年長者が若い指導員に「〇〇先生」と呼んでいるのに驚きました。
正に、言葉通りであれば、「先に生まれた【先生】が、子ども位の年齢の指導員に【先生】と呼び、リスペクトするのです。
新しい職場の指導員は、教習生の前では、決して他の指導員の悪口は言いません。会社からも強く指導されます。
他の指導員の指導方法に意見があれば、教習課の責任者に言います。その責任者が正しい意見だと判断すれば、至らない指導員に、個別に指導するのです。
様々な事情で、苦労している教習生人対しては、「この項目は、○〇先生が教えたら適任ではないか?」と人選までするのです。
私自身も、新しい職場で、指導員の人数も倍になり、学ぶ機会も増えました。
新しい職場では、色々なスキルを惜しみなく披露してくれ、指導員としても、人間としても成長できていることを強く感じます。
相変わらず、保守的な面は否定できませんが、一つ目の職場とは雲泥の差です。
運転のコツ(おすすめ)! は私が「世に発表したい」との願いから!
「もっと学びたい!」
「もっと自分の指導方法を試したい!」
「自分の指導法を発表し、世間の評価を知りたい!」
の気持ちから、ブログに書くことに決めました。
一時は、書物にすることも考えていましたが、書物は一度発刊すると、よほど売れない限りは、第二版以降はありません。自費出版ならば尚更です。お金にに余裕があれば問題ありませんが・・・。
私は、それほど豊かではありませんし、書物を世に出すというプレッシャーに押しつぶされそうでした。
そして、転職して、更にスキルアップした今こそ、「書くべきだ!」と思ったのです。今が私の指導員としての最高の状態だと!思ったのです!
勿論日々、更にスキルアップしているつもりです。しかし、老化を感じる今日この頃です。
書く気力がまだある今のうちに!体力が続くうちに!と思い立ちました。
この先、歳とともに能力の低下は見えています。二つ目の職場で2年経過しました。以前の職場の経験と今の職場の経験とどちらも覚えています。良い点、改善すべき点も見えてきました。
そして、書き溜めていたもので使えそうなものを記録に残す気力も残っています。
そして、ブログに出会いました。
ブログならば、簡単に加筆修正できます。
ブログを書くには責任があります。
・社会の変化 ・若者の考え方の変化 ・免許制度の変化 等、予想される様々な変化に対応する必要があります。
パソコンさえあれば、容易にリライトできる、ブログに新たな光明を見い出しのです。
運転のコツと方法! 目印教習!
目印教習
又、これからお伝えする指導方法は、一歩言い間違えると、「目印教習」と言われます。
実は、目印教習については、なかなか定義が定まっていないようです。従って、教習生の方は勿論、指導員の方は、ご注意いただきたいと思います。
このブログを直接読んだ方は、私に意見を言う事ができますが、貴方に「これは目印教習になる」と言われても困るでしょう(笑)。
私が、責任を持ちますので、あなた方には、そのリスクを負ってほしくないのです。
又、私の意図と違う内容が拡散されても困るからです。
運転のコツと方法! 他者に伝える時は自己責任で!
中途半端な理解・解釈のまま、貴方から他者へ発信していただきたくないのです。
文章では書ききれませんが、一対一での教習の中で、教習生の理解度、性格、学力、経験等を把握して、その人にだけ伝わるように、伝わりやすいように伝えてきたのです。
勿論、同じような内容は、私の手法として使いまわししています。(笑)
しかし、人が違えば、言葉も変わる。伝える回数も違う。ジョークを入れるところも違う。千差万別なのです。
下記の記事の、
ハンドルの回し方のコツと方法! カーブ! ~教習生と学んだ指導方法!
という項をご覧下さい。
ここに登場した、指導員が、皆の前で私を批判したくせに、私が退職した後に、私の指導方法をパクったのです。(笑)
そのパクり方が笑えるのです。「右折はハンドル半回転で曲がれるから!」とン強く言ってたみたいです。
私は、その人その人に合わせて、半回転とかを指導したつもりなのですが、「半回転」という所だけをパクったのです。
きっと、他の教習生から私の指導方法を聞き出したのでしょう。
そして、もし上手くできなかった場合も、私がしていた指導だと言い張り、逃げ道を作ったのだと思います。
頑なに、半回転で我慢した教習生は、終了検定で補助ハンドルをされて不合格になり、教習生の父親から怒号がとんできたそうです。
自分できちんと理解し、対応できるまでにならないと、人に伝える時は上手くいかないのです。
これが自分で読んで、自分の中に落とし込んでトライしたらどうでしょう。
「ここは、こうした方が良いな」「自分にはこの部分は使えないな」と取捨選択できますよね。
人に教える時には、そこまでできるには熟練が必要ですし、自ら考えた方法でなければ、臨機応変に対応できないのです。
貴方から発した言葉は、貴方の言葉です。
私の教習指導の在り方!(教習生の声から)
私の指導方法(過去に上手く指導できたと思う事例!)
追記(教習指導員として感じたこと)
教習指導員は 悲しいことに、ある面 「人気商売」です。ただ人気があるだけで 教習生に感謝してもらえないのでは意味がありません。
25歳でも、先輩ヅラができます。
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