運転のコツと練習方法!保守的な教習所業界に一石!珍教官の珍教習!

はじめに
 自動車の運転練習については、指導員や試験官・検定員等、又はその他運転のプロ、アドバイザー等によって、様々な「言い方(伝え方)」「指導方法」があります。
 しかも、それぞれ、指導する側、指導される側の状況や性格、考え方も多岐にわたります。
  又、車両や場内コース、道路交通状況等により、千差万別です。
 ここでは、「この伝え方で理解していただいた!」「この伝え方で上達した!」等について述べたいと思います。
 足掛け20年超の指導員歴を生かして、私なりの独特の指導方法も紹介していきたいと思います。
 私が経験した教習所のコースや路上のコースに応じた独特な方法もあるかもしれませんが、そのことを踏まえた上でお読みいただけたら幸いです。



運転のコツと方法! 指導要領に書かれていない内容!

私は、ひょんなことから、カウンセリングの講習を受けました。
 カウンセリングを行ってみると、教習とは真逆なのです。
でも、カウンセリングマインドを学ぶことによって、教習の幅が広まりました。
 カウンセリングマインドで、傾聴や共感してみると、教習生の考えていることが分かるようになりました。
 又、一方的に指導していたことが、教習生の視点で疑問や
 運転教本や交通教則に書いて無い事、あまり書かれていない事、等も書いています。
 運転教本等では、テキストと言う性格上、書けないような内容も私は書いていくつもりです。
 上記の本等と併せてお読みいただけると、わかりやすいかなと思います。

 

私も、間もなく退職を迎えます。今まで基本的に一対一で指導してきた内容を、是非とも皆さんにお知らせしたくなりました。

この方法が一番正しいかどうかはわかりません。そもそも一番正しい方法があれば、教習指導員の教科書として発行されているはずです。

教習指導員向けの指導要領というものは存在しますが、これだけのことを教えなさいと言う内容が書かれているだけです。

いわば、「最低限これだけの事は習得させなさい」という内容なのです。



運転のコツと方法! 業界は、保守的?

 自動車学校業界と言うのは、結構保守的なんです。経験が長い人の発言力は強大です。

 私は、二つの自動車学校を指導員として経験しました。

 最初の学校は、私が意見を言おうものなら、「今まではこうしてきた。先輩のいう事を聞け!」と怒鳴られたものです。しかも何の理由の説明もなくです。年下の指導員に(私が40歳くらいで転職したため、年下の上司や先輩が多数いました)上から目線で「指導」され続けました。

 私は、自動車学校に就職する前にも「教える」という仕事に約20年間、関わってきました。一応「教える」ことに関しては、私にはプライドがありました。

 約20年間で身に着けてきたと思っていたスキルは殆ど役に立ちません。何か新しい事にチャレンジしようと思っても、「この会社では、ずっとこのやり方で通している!」と押し通されるのです。



運転のコツと方法!ティーチング(一方的指導)が幅を利かす現場!

『感覚で覚えろ』的指導、『怒鳴って従わせる』的教習、に疑問を抱き続けていました。

 教習生とも指導員同士でも、意見を戦わせることなく、スキルアップも考えない(先輩?)の指導に疑問を抱きました。いや、嫌気がさしました。

 なぜ、その方法で指導するのですか?この方法の方が良いのでは?と提案しても否定され続けました。

 うちでは、ずっとこの方法で来ているんだ。と答えるのみ。

 罵声を浴びせてくる(若い)先輩に、「では、どのように教えているのですか?」と尋ねます。すると「自分で工夫して考えろ!」と言う言葉が返ってくるのです。

 ・自分の指導方法を教えたくないんですよね!きっと。

 ・自分の教え方に自信がないから、後輩とは言え年上に伝えられないんですよね!きっと。

 従って、指導員皆が、がそれぞれ、自分本位の方法で、好き勝手に教えている感じでした。

 理由なんて教えてくれません。指導員になる前の職場では、教え方について、お互いに意見を出し合います。みんなで育てる感じだったのです。

 この方法はティーチングの悪い例の最たるものだと思います。

しかし、教習生に「人気取り」の教え方、「あいまいな指示」の指導を、所謂「先輩」達は実践する訳です。



運転のコツと方法!コーチング(助言的指導)が浸透しにくい現場!

 私が、自動車学校に就職する前の仕事は、小学校の教員でした。

今から思えば、教員時代に、コーチングの基礎を学んだ気がします。

その次の出会いは、カウンセリングの講習を受講したことです。

コーチングとは、簡単に言えば、教習生の、気付き・アイデア・意見・考え方等を加味して、一方的ではなくて、共に成長する指導方法です。



運転のコツと方法! 一回で成功させる!失敗を繰り返させない!

以前いた、自動車学校では、クランクの教習の際に、

「失敗した時の後退方法を、しっかり教えなさい」とうるさく言う検定員が居ました。

私は思いました。

前輪脱輪時の後退方法と、後輪脱輪時の後退方法は違う。では、クランクの通行方法と後退時の後退方法を2種類教えるのか?と。

しかも、その検定員は、後ろから来て居たら、「早くいけ。俺の生徒が練習できない」と怒鳴ってくることで有名だったのです。

そもそも、前進で通過できない人が、後退を覚えられるとは思えません。

従って、ティーチングになってしまいますが、目印教習と疑われようが、なるべく一回で通れるように指導するようにしています。

それでも、指導を聞かずに、指示に従わず失敗する教習生には、

「失敗を5回するより、一回で成功させる方が近道だよ」と言います。

失敗すると焦るので、余計に頭に入らなくなるようですね。



運転のコツと方法! 様々な指導方法が認められるべき!

 転職した自動車学校では、年長者が若い指導員に「〇〇先生」と呼んでいるのに驚きました。

 正に、言葉通りであれば、「先に生まれた【先生】が、子ども位の年齢の指導員に【先生】と呼び、リスペクトするのです。

 新しい職場の指導員は、教習生の前では、決して他の指導員の悪口は言いません。会社からも強く指導されます。

 他の指導員の指導方法に意見があれば、教習課の責任者に言い、その責任者正しい意見だと判断すれば、至らない指導員に、個別に指導するのです。

 様々な事情で、苦労している教習生人対しては、「この項目は、○〇先生が教えたら適任ではないか?」と人選までするのです。

 私自身も、新しい職場で、指導員の人数も倍になり、学ぶ機会も増えました。

 新しい職場では、色々なスキルを惜しみなく披露してくれ、指導員としても、人間としても成長できていることを強く感じます。

 これが、自動車学校が保守的であると強く感じた理由です。

運転のコツ(おすすめ)! は私の20年間の蓄積!

 運転のコツ(おすすめ)は、教習指導員を約20年間経験した筆者が、教習生の方の「運転」上達の一助になる事のみを願い、構想を練ってきたものです。

 指導員になったばかりの時は、「この指導の時は、この言い方が良かった。」と感じた事を、メモ帳に記載し、帰宅後エクセルに入力して保存していました。

 しかし、その保存したものが膨大になり、又、社会常識や、教習生の考え方が、刻々と変化するにつれて、その記録を見つめると、古めかしさを感じるようなことも多くなりました。

 転職した自動車学校では、年長者が若い指導員に「〇〇先生」と呼んでいるのに驚きました。

 正に、言葉通りであれば、「先に生まれた【先生】が、子ども位の年齢の指導員に【先生】と呼び、リスペクトするのです。

 新しい職場の指導員は、教習生の前では、決して他の指導員の悪口は言いません。会社からも強く指導されます。

 他の指導員の指導方法に意見があれば、教習課の責任者に言います。その責任者が正しい意見だと判断すれば、至らない指導員に、個別に指導するのです。

 様々な事情で、苦労している教習生人対しては、「この項目は、○〇先生が教えたら適任ではないか?」と人選までするのです。

 私自身も、新しい職場で、指導員の人数も倍になり、学ぶ機会も増えました。

 新しい職場では、色々なスキルを惜しみなく披露してくれ、指導員としても、人間としても成長できていることを強く感じます。

相変わらず、保守的な面は否定できませんが、一つ目の職場とは雲泥の差です。

運転のコツ(おすすめ)! は私が「世に発表したい」との願いから!

 「もっと学びたい!」

 「もっと自分の指導方法を試したい!」

 「自分の指導法を発表し、世間の評価を知りたい!」

 の気持ちから、ブログに書くことに決めました。

一時は、書物にすることも考えていましたが、書物は一度発刊すると、よほど売れない限りは、第二版以降はありません。自費出版ならば尚更です。お金にに余裕があれば問題ありませんが・・・。

 私は、それほど豊かではありませんし、書物を世に出すというプレッシャーに押しつぶされそうでした。

 そして、転職して、更にスキルアップした今こそ、「書くべきだ!」と思ったのです。今が私の指導員としての最高の状態だと!思ったのです!

 勿論日々、更にスキルアップしているつもりです。しかし、老化を感じる今日この頃です。

 書く気力がまだある今のうちに!体力が続くうちに!と思い立ちました。

 この先、歳とともに能力の低下は見えています。二つ目の職場で2年経過しました。以前の職場の経験と今の職場の経験とどちらも覚えています。良い点、改善すべき点も見えてきました。

 そして、書き溜めていたもので使えそうなものを記録に残す気力も残っています。

 そして、ブログに出会いました。

 ブログならば、簡単に加筆修正できます。

 ブログを書くには責任があります。

・社会の変化 ・若者の考え方の変化 ・免許制度の変化 等、予想される様々な変化に対応する必要があります。

 パソコンさえあれば、容易にリライトできる、ブログに新たな光明を見い出しのです。



運転のコツと方法! 目印教習!

目印教習

又、これからお伝えする指導方法は、一歩言い間違えると、「目印教習」と言われます。

実は、目印教習については、なかなか定義が定まっていないようです。従って、教習生の方は勿論、指導員の方は、ご注意いただきたいと思います。

 

このブログを直接読んだ方は、私に意見を言う事ができますが、貴方に「これは目印教習になる」と言われても困るでしょう(笑)。

私が、責任を持ちますので、あなた方には、そのリスクを負ってほしくないのです。

又、私の意図と違う内容が拡散されても困るからです。

目印教習とは?目印教習の良くない指導!目印教習と言われない指導!珍教官の珍教習日記!
目印教習!という言葉を聞いた事がありますか? 教習生の皆さんには、あまり関係ないかもしれませんが、「目印教習は悪い事」というのが教習所業界の常識です。 「悪い事」「禁止」と言われれば言われるほど、「ちょっとやってみたいな!」と思...



運転のコツと方法! 他者に伝える時は自己責任で!

中途半端な理解・解釈のまま、貴方から他者へ発信していただきたくないのです。

文章では書ききれませんが、一対一での教習の中で、教習生の理解度、性格、学力、経験等を把握して、その人にだけ伝わるように、伝わりやすいように伝えてきたのです。

勿論、同じような内容は、私の手法として使いまわししています。(笑)

しかし、人が違えば、言葉も変わる。伝える回数も違う。ジョークを入れるところも違う。千差万別なのです。

下記の記事の、

ハンドルの回し方のコツと方法! カーブ! ~教習生と学んだ指導方法!

という項をご覧下さい。

ハンドルを回す量が分からない?(運転教本を元に)角度と番号で指導!カーブ・右折・左折・で違う!角度で指導!~珍教官の珍教習記録!
ハンドルの回し方については、「もっと回せ!」「回しすぎ!」「戻せ戻せ!」と言われた経験をお持ちではないでしょうか? 実は、私も、40年くらい前、教習を受けている時にそのように言われました。(笑) でも、教官の「もっと」は、教習生...

ここに登場した、指導員が、皆の前で私を批判したくせに、私が退職した後に、私の指導方法をパクったのです。(笑)

そのパクり方が笑えるのです。「右折はハンドル半回転で曲がれるから!」とン強く言ってたみたいです。

私は、その人その人に合わせて、半回転とかを指導したつもりなのですが、「半回転」という所だけをパクったのです。

きっと、他の教習生から私の指導方法を聞き出したのでしょう。

そして、もし上手くできなかった場合も、私がしていた指導だと言い張り、逃げ道を作ったのだと思います。

頑なに、半回転で我慢した教習生は、終了検定で補助ハンドルをされて不合格になり、教習生の父親から怒号がとんできたそうです。

自分できちんと理解し、対応できるまでにならないと、人に伝える時は上手くいかないのです。

これが自分で読んで、自分の中に落とし込んでトライしたらどうでしょう。

「ここは、こうした方が良いな」「自分にはこの部分は使えないな」と取捨選択できますよね。

人に教える時には、そこまでできるには熟練が必要ですし、自ら考えた方法でなければ、臨機応変に対応できないのです。

 

貴方から発した言葉は、貴方の言葉です。

 

 私の教習指導の在り方!(教習生の声から)

自動車教習の教本や市販の書籍、ユーチューブ等の動画を拝見しても、なかなか理解しづらいという声をよく聞きます。
 真面目な教習生の方は、YouTube等でも予習してこられます。
 しかし、YouTubeで予習された事を聞かれても、明確に教習生に答えられているとは思えません。
 運転教本もYouTubeも、見えない部分に気を配ろうとか、車体間隔をつかもうとか、ものすごく、「かんかく」に頼る指導方法が目立ちます。
私のブログも、「かんかく」という言葉がたびたび出てきますが。
私の場合、「感覚(フィーリング)」ではなく、「間隔(ディスタンス)」を意識させるようにしています。
別の言い方をすると、見えないものでなくて、見えてるものを参考にして、距離感をつかむようにしています。
 例えば、前タイヤの位置は、運転席から見えません。実は、アクセルペダルの約50cm前に前輪の中心があるのです。
 距離感(感覚の感です)に関係ないものに関しては、具体的に、「何cm」とか「何度(角度)」とか「何秒」と言う言葉を多用するようにしています。
 もう一つ、教材に、選択肢がある場合があります。
  例えば「ハンドルを保持する位置は、時計の十時十分か九時十五分のにずれかを持ちましょう」
という表現があります。
 私は、九時十五分が良いと思ってますが、教習生は「どちらでも良いと学んだ」と言います。
 私は、「九時十五分の位置をお勧めします!」と理由を添えて勧めます!
 「この方法が良いと私は思います!」等も良く使う手法です。
 こう言えば、他の指導員の指導と乖離があっても、意見の相違だと思ってもらえます。又、教習生に自主的に判断してもらう機会にもなるわけです。
 逆に言えば、指導員により、教え方に様々な意見や手法があるからこそ、私のような、名も無き自称「セミプロ」が独自の視点で発信することができると思うのです。

私の指導方法(過去に上手く指導できたと思う事例!)

 あくまでも、私が過去に行ってきた指導方法の一つとしてご紹介いたします。
 私が、過去に行ってきた指導のなかで、「うまく伝わったのではないか?」と思えた指導方法の一例を記していきます。
 文章だけでの紹介になりますので、わかりにくいかもしれないと思いますが、できる範囲でお伝えしたいと思います。
 私は、何年も前から、せっかく身につけてきたスキルを、どこかで発表したいと思っていました。
 ある面、指導をしながら、(今の指導を文章で書くなら、どういう言葉で伝えられるか?)と考えながら指導していました。
 日々、修正しながら文章を考えていました。
 やっと、仕事にも若干の余裕ができてきたので、今が、発表する時だと思い、投稿することにしました。
 あと数年もしたら、私が記録を残そうと思う気力がなくなりそうなのです。
 実際問題、教習の内容が文章化されていないのは、このような難しさがあるからかもしれません。
 従って、初めて?の試みになると思います。動画にすると、車や施設から、私の勤務先が分かる可能性があるので、あえて文章だけにします。
 今のところ、手作りの下手なイラストを入れるかもしれません。勤務先を秘匿するのは、私の方法が勤務先のスタンダードだと誤解されるのを防ぐ目的もあります。
 その点、ご理解いただけたらと思います!
また、何か同じような指導方法の指導員に出会ったならば、「この人、あのブログの」内容をパクってるな!!」と思って下さるように願います。
 さて、私が、言葉で伝える教習のスタートです。
 言葉だけでどれだけ伝わるか分かりませんが、教習生の方の反応を見ながら、書き溜めてきたネタですので、参考程度に見て下さい。あくまでも、一対一で指導を受けた上での、補足・参考程度にしてください。

追記(教習指導員として感じたこと)

 教習指導員は 悲しいことに、ある面 「人気商売」です。ただ人気があるだけで 教習生に感謝してもらえないのでは意味がありません。

 一番嬉しいのは、分かりやすく指導ができ、実際に教習生の運転スキルが上がることです。その上感謝の言葉を頂けたら、これ以上の喜びはありません。
 しかし、現実問題として、教習指導員は教習生に対して、指導的立場であることにあぐらをかいている人も多いと感じます。
 上から目線や支配的態度等により自分の立場を維持しようとする人も多く見られます。
 典型的な私が体験した例をお話ししましょう。
 私は アラフォーで 教習指導員に転職しました。入社後教習指導員資格を取得させて頂きました。
 指導員としてデビューし、指導出来るようになりました。嬉しさのあまり、モチベーションは高まります。
 ところが、そこからが 苦難の道でした。40歳代で指導員なったわけですから、21歳で指導員になった人からすれば 、私がいくら 年上であっても、指導員の経験で言えば私は新人です。

 25歳でも、先輩ヅラができます。

 指導員になりたての頃は 希望に燃えて 教習を行っていました。同じことを言うにしても 笑顔で接して教習生に無用なプレッシャーをかけないようにしていました。それが 若手の先輩指導員には鼻についたのでしょう。
 「そんなにヘラヘラした顔して、まともに教習ができるわけない !」と若い指導員が、年上の私に口汚く説教をしてきました。その後一週間ほどは、年下と言えども指導員としては先輩のその人の話を真に受けていました。厳しめな表情(周囲へのアピールも含めて)で教習をしておりました。
 ところが、 5日後に同じ若手指導員からこう言われました。 「そんな 苦虫(にがむし)を噛み潰したような顔で教習していたら、教習生は怖くてまともに練習に取り組めないぞ!」と言うのです。
 笑顔でやっても否定され、真顔でやっても否定されるの繰り返しでした。
 教習している指導の内容とか方法を言うのならまだしも、見た目で否定され、罵倒されました。
 とにかく、他人を否定してでも、自分の立場を上げたいという人が多い世界だと痛感しました
 指導員の待機する場所での発言です。その日出勤していた指導員は皆聞いています。
 その時です。私を教習指導員になるように推薦してくれ、入社のきっかけを作ってくれた先輩は、こう言いました。
 「あいつらは、貴方が、教習生の受けが良く、指導も上手になると、自分の立場が危うくなるから、そうやって(足を引っ張る)(蹴落とす)事しか考えてないから、そのような言動をするのだ。それだけ貴方の存在とスキルに恐れをなしているのだ!」
 「自分が成長して『相手を 超えよう』とするのではなく、自分は成長しようとせず、相手を蹴落として、自分の今の地位を守ろうとしているのだ。負けるなよ。」 と励ましてくれました。
 その言葉に自信を得た私は、ある行動をおこしました。
 私は自分が 行った教習指導の記録を残す事にしました。
 上手く指導出来た時の事例や話の内容は元より、反省点をエクセルに記録していくようにしてきました。いつかは何かの役に立つ。自分の言動を振り返ることによって、更に自分を高めることができる! と思いました。
 ほぼ毎日少しずつですが、記録を続けてきました。帰宅して記録するのが大変な時期もありましたが、そういう時は、A 4の コピー用紙を何枚か指導員用のバインダーに挟んでおき、教習中に、殴り書きで記録をしてきました。
 その膨大な記録を本に出そうと思っていました。しかし、そのような 記録を 出版してくれるような殊勝な出版社はありそうもありません。その後ブログのことを知りました。ブログならば、私の今までの経験と言葉が発信できるのではないかと思いました。
 教習指導というものは、ある程度指導の手引きというものがあり、それに則って指導をしていきます。
 しかし、それぞれの指導方法は、個々人に任されています。教習所を経験された方に聞いてみればお分かりだと思います。
 ハンドルの回し方一つにしても、「もっと回せ」とか「回しすぎだ!戻せ!戻せ !」というような 言い方をして教えている人が多いのです。これは20年前も今もあります。
 まるで、わざと曖昧な指示をして、「補助ハンドル」と称してボディタッチを企んでいるとしか思えない程です。
 彼等は否定しますが、セクハラは、被害者がそう感じたら、セクハラだという事が理解出来てないのです。
 実際私が指導してきた「ハンドルの回し方」のスタンダードを教習生に紹介すると、 90%以上の方が「最初にそういうふうに習えばよかった」と言ってくれます。
 私は、最初に、自分の決めたルーティンに従って指導して行くと決めています。
 その人の性格や技量により、必要に応じて修正します。
 例えば、外周を走行するときに、「ハンドルを半回転で様子を見てみよう!」と決めておけば、私も、冷静に指示出来ます。ハンドルの 持ち方、回し方、速さ等を把握していけば私も冷静に判断ができ 落ち着いて指導ができます。
 従って、これから書く内容、指導方法は、正当な 教習指導員の手引きに反する内容かもしれません。
 例え正統派でなくても、運転が出来るようになること!運転に前向きに取り組めるようになること!に主眼を置いた、私のささやかな20年位の実践です!
 私がこれから書く実践記録が、役に立つと思われたら、参考にして下さい!
 役に立たない、参考にならないと思われるならば、お読みにならないで下さい!
 例え、否定されても、私はお答えする事が出来ません。既に、過去のことだからです!
 又、一対一での教習ですので、必ずしも、貴方の技量や性格を把握しているわけではないので、合わない人がいるのは当たり前だと思います。



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