スモハラとは、Smoke Harassment。能動喫煙(一次喫煙)、直接受動喫煙(二次喫煙)、間接受動喫煙(三次喫煙)による健康被害・健康不安被害のことを言います。
専門的な内容は、専門家にお任せするとして、こちらでは、教習所の実情に沿って、元教官が問題提起します。
スモハラの定義!「望まない」とは?
スモハラとは「スモークハラスメント」の略称で、「望まない喫煙・受動喫煙により、喫煙者が非喫煙者に対して健康被害や健康不安を生じさせる行為」と定義されています。
【望まない喫煙】とは?
【望まない喫煙】は、喫煙を強要される事だと考えます。或いは、喫煙を断りにくい状況で喫煙をさせられることだと考えます。
【望まない受動喫煙】とは?
【望まない受動喫煙】は受動喫煙を強要される事、又は、受動喫煙を避けることができない状況下に居なければならない状況だと考えます。
二次喫煙(直接的受動喫煙)
二次喫煙は、受動喫煙を直接喫煙者から受ける事、簡単に言えば、「喫煙者の特定ができる」状態の受動喫煙だと考えます。
例え、離れていても、メガネをかけた男性!とか言うように、特定できる状態が二次喫煙だと思います。
又、喫煙現場を見ていなくても、明らかにその人に近づくと、「煙草臭がする」「(受動喫煙症の症状の)体調の異変を感じる」等の事があれば、二次喫煙の被害と考えるべきだと思います。
「望まない」とは、嫌悪感又は、拒否する態度を示すことに限らず、気づかないうちに受動喫煙に晒されている場合も含むと考えます。
三次喫煙(間接的受動喫煙)
三次喫煙は、直接喫煙者の特定ができない受動喫煙だと定義しています。
例えば、家庭では、カーテンや内装のクロス・衣類等に付着した有害物質による受動喫煙です。
自動車学校では、自動車の内装等がそれにあたりますよね。そうなると、先ほどの時間に乗った教官や教習生はわかりませんので、直接の喫煙者を特定できませんよね。例え、教官が分かっても、教官は非喫煙者で、教習生が喫煙者と言う可能性がありますよね。
スモハラの定義!「健康被害」「健康不安」とは?
健康被害・健康不安は、不健康状態が診断されれば、健康被害、不健康状態の診断を受けず、御自身が不安を持てば、健康不安だと考えます。
私は、健康被害・健康不安には、次のようなものがあると考えています。
物理的健康被害・健康不安
受動喫煙による代表的な物理的(内科的)疾患は以下のとおりです。
気管支喘息・慢性気管支炎・急性気管支炎・喘息様気管支炎・中耳炎・がん・虚血性心疾患・鼻炎・結膜炎・頭痛・咽喉頭炎など。
精神的健康被害・健康不安
受動喫煙による精神的疾患は以下のようなものを指すと考えています。
うつ病・統合失調症・睡眠障害・強迫性障害など。
又、精神的疾患には入っていませんが、不安症 と言われるような症状もあると考えます。
後遺症的健康被害・健康不安
適切な言葉が見当たら中たのですが、不妊症・乳幼児突発症候群・中耳炎・虫歯・学童期の咳・痰・喘鳴・息切れ など。受動喫煙を受けた人から直接受動喫煙を受けていない人への病気等の罹患と考えます。
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