自動車学校でのスモハラの実態と対策!知らぬ間に受動喫煙被害を受けています!要注意!元珍教官の問題提起!

受動喫煙と一口に言っても、積極的と消極的、直接的と間接的があるのをご存じでしょうか?

更に、禁煙を目指している人も、受動喫煙者だととらえています。

自動車学校で問題になるのは、「消極的受動喫煙」と「間接的受動喫煙」になる場合が多いと思われますが、それについても述べてみたいと思います。



自動車学校のスモハラって何?

教習所のスモハラは、一般的に言われるスモハラと若干事情が異なると思います。

一般的な企業や団体であると、喫煙者と距離を置くことができますし、場合によっては喫煙者を避ける事も可能です。

ここでは、教習所のスモハラに特化して、書いていますので、宜しければこちらからご覧くださいね。↓↓

スモハラとは?自動車学校で問題になっているスモハラの実態!元珍教官が解説します。
スモハラとは、Smoke Harassment。能動喫煙(一次喫煙)、直接受動喫煙(二次喫煙)、間接受動喫煙(三次喫煙)による健康被害・健康不安被害のことを言います。 専門的な内容は、専門家にお任せするとして、こちらでは、教習所の実情...

 



教習所におけるスモハラの事例!

近年、健康志向の高まりやたばこ規制の厳格化により、日本での喫煙者数は減少傾向にあります。 しかし、スモハラに悩まされる方は未だに多く、健康増進法が成立してから、受動喫煙に対する国民の意識の高まりから、スモハラについても、問題意識が高まってきています。

教習所での具体的なスモハラは以下のような例が見られます。

・喫煙しない教官が差別される。仲間外れにされる。
・皆が集まる会議等で上司・同僚が喫煙し、たばこの煙を吸わされる。
・喫煙者が休憩から戻った際、たばこ臭等、受動喫煙に晒される。
・喫煙教官が非喫煙教習生を教習する。

又、喫煙教習生のン技能教習を非喫煙教官が担当させられるという例も報告されています。



受動喫煙とは?【自発的】と【偶発的】がある?

受動喫煙には、積極的受動喫煙、と、消極的受動喫煙、があると考えます。

積極的(自発的)受動喫煙とは?

積極的に、喫煙者に近づくことを、【積極的受動喫煙】と位置付けています。

積極的・自発的・故意(未必の故意を含む)・能動的・等、非喫煙者が、「喫煙者と分かっていながら」自らの判断で、近づくことを【積極的受動喫煙】と定義しています。

一例をあげると、雑談等で、緊急の必要性が無い場合に、喫煙者や喫煙場所に近づくことです。

喫煙者や喫煙場所に近づく回数や滞在時間も関係すると考えます。

喫煙者とは、現在喫煙していなくても、喫煙習慣があることが分かっている人も含みます。

喫煙場所とは、その場所の管理者が指定している場所だけでなく、喫煙者が隠れて骨塩している場所も指します。又、現時点で能動喫煙者が一人も居なくても、いつ、能動喫煙者が現れても不思議ではないので、喫煙場所と考えます。

消極的(偶発的)受動喫煙とは?

やむを得ない事情で、一時的に又は短時間、喫煙者や喫煙場所に近づくことです。

又、受動喫煙被害者が、「気づかない」「気づいていても被害者では対処できない」受動喫煙も、消極的受動喫煙と考えます。

更に、喫煙者には分かりづらいですが、非喫煙者が、自分ではコントロールできない状況で【喫煙者】に近づくことも、消極的受動喫煙と考えています。



受動喫煙は【二次喫煙】と【三次喫煙】がある?

二次喫煙(直接的受動喫煙)とは?

直接受動喫煙は、受動喫煙者に「受動喫煙の自覚がある」場合がほとんどです。臭い・眼の異常・喉の異常・等の体調の異常は、当然ですが、心理的な不快感を感じた時、その対象となる人物や場所がはっきり認識できている場合を、直接的受動喫煙と考えます。

別の言い方をすれば、喫煙者を特定できる状況での受動喫煙とも言えるでしょう。

調べによると屋外の屋外の無風状態でも、喫煙による有害物質等で体調不良を起こす確率が高いのは、14m以内と言う報告があります。

又、喫煙者がタバコをやめて、教習車に乗り込んだ時、10分以内であれば、喫煙状態で同一車内にいる場合の90%も有害物質も悪影響を与えるそうです。

更に、30分以内であれば、喫煙状態で同一車内にいる場合の50%も有害物質も悪影響を与えるそうです。

教習時間の単位時間は、50分ですから、とても危険な事と思います。

受動喫煙(二次喫煙)の恐ろしさ

受動喫煙の怖さを知っておこう|オムロン ヘルスケア
受動喫煙の怖さを知っておこうのページです。健康な毎日を送るために。専門家によるコラムなど、さまざまな健康情報をご提供します。。

 

三次喫煙(間接的受動喫煙)とは?

間接受動喫煙は、受動喫煙者に「受動喫煙の自覚が無い」場合がない、又は、能動喫煙者の特定が困難な場合が多いです。

教習車で言うならば、車に乗った瞬間に、煙草臭や有害物質の影響で体調不良に陥ることです。

三次喫煙は、一般的には、家庭で同居者による喫煙からの受動喫煙を指すことが多いですが、教習所の場合は、前にその自動車を使用した、教官や教習生からの間接的受動喫煙が多いと思われます。

実際、「この教習車、タバコ臭い」という声も聞かれます。

三次喫煙についてはこちらから↓↓

https://t-pec.jp/work-work/article/240

 



禁煙行動!がなぜ受動喫煙なの?

「禁煙行動が、なぜ喫煙なの?」とお思いでしょう。

喫煙者でなくなってはいない!

まず、禁煙しているという事は、現時点又は直近まで喫煙者だったという事になるからです。

周囲からは喫煙者とみられる!

又、禁煙パイプや禁煙シガーの利用者は、非喫煙者から見れば、喫煙者としか思えないからです。

喫煙場所にいることが多い!

周囲の人から見ると、喫煙とみられるので、喫煙場所で嗜むことが多いのです。

これは、私に言わせれば、「積極的受動喫煙」なのです。

更に言えば、「喫煙に未練がある」とも言えると思います。



 

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