この記事のカテゴリーは、自動車学校です。自動車学校での「喫煙」問題（特に受動喫煙）について深掘りしていきたいと思います。
自動車学校と言えば、限定的かもしれませんが、
・対人という事を考えれば、人対人の関りが密な業界全般に！
・車室内という事を考えれば、自動車を使用する業界全般に！
・室内という事を考えれば、会議等を必要とする業界全般に！
関わる、重要な問題だと考えます。
特に、飲食店や公共施設（学校・役所等）商業施設等での受動喫煙問題は問題化しているのに、教習所業界は、あまり話題に上りません。そのことに、私は危機感を持っています。
コロナが蔓延した時には、教習所業界であれだけ大騒ぎになったのに、受動喫煙問題になると、ほとんど話題にならないことに、恐怖さえ感じます。
教習所での喫煙問題！喫煙とは？
自動車学校での【喫煙】行為は、大きく分けて４種類あると私は考えます。
能動喫煙（一次喫煙）
能動喫煙は、自らの意志で喫煙をしている状態です。
私は、少なくとも費用をかけて（他者から借りたり、貰ったものも含む）「喫煙」している人は能動喫煙者と考えます。
又、非喫煙者からすれば、視覚的に「タバコのようなもの」を口にしていれば、喫煙者として見られるので、能動喫煙者と考えます。
あくまでも、いじめと一緒で、周囲の人が【喫煙者だ】と感じて、まさしく「煙たい」と考える場合は、喫煙者と思われていると考えています。
能動喫煙 について詳しくは、こちらからご覧ください。↓↓
積極的能動喫煙
私は、「積極的能動喫煙」と呼んでいます。自らの意志でたばこを吸う行為です。自ら、購入し、或いは他者から授受を受けてタバコを吸う行為だと考えます。
消極的能動喫煙
私は、「消極的能動喫煙」と呼んでいます。先輩や上司から、半強制的にタバコを吸わされる行為です。判定は難しいのですが、「吸いたくないのに吸わざるを得ない喫煙」と言った状態でしょうか？
最初は、消極的であっても、途中から積極的になる場合もあります。
教習所での受動喫煙問題！
一般的に、受動喫煙は、二次喫煙と三次喫煙があると言われています。
受動喫煙 についての詳しくはコチラ↓↓
直接的受動喫煙（二次喫煙）
直接、喫煙者の副流煙等の有害物質を吸ってしまう事を、直接的受動喫煙と位置付けています。
直接的受動喫煙には、積極的受動喫煙と消極的受動喫煙があると考えます。
間接的受動喫煙（三次喫煙）
間接的に喫煙者の呼気等から出る有害物質等を吸ってしまう事を、間接的受動喫煙と位置付けています。
一般的には、「残留受動喫煙」と言われています。
禁煙行動
禁煙行動も、喫煙行為であると考えています。「禁煙」と検索すると、喫煙と言うワードが出てきます。喫煙があるから禁煙であり、喫煙経験が無ければ、禁煙の必要はないからです。
禁煙行動！が受動喫煙であるとされる理由！
受動喫煙被害の実態！
受動喫煙の防止がマナーからルールへ（2020年4月1日）
改正された健康増進法が、2020年4月1日より全面施行されました。2018年7月、健康増進法の一部を改正する法律が成立しました。
この法律の施行で、望まない受動喫煙を防止するための取り組みは、マナーからルールへと変わります。
屋内が原則禁煙
多くの施設において、屋内が原則禁煙になります。
20歳未満の方の喫煙エリアへ立入禁止
20歳未満の方は、喫煙エリアへ立入禁止になります。
喫煙室の設置が必要
屋内での喫煙には、喫煙室の設置が必要になりました。
標識掲示が義務付け
喫煙室に、標識掲示が義務付けになりました。
一般的な受動喫煙被害ってどれくらいあるの？
喫煙をしたり受動喫煙にさらされていると、肺がん、狭心症、心筋梗塞、脳卒中、乳がん、慢性閉塞性肺疾患（COPD）、喘息などの病気を発症する危険性が高まります。
主に、がん関連の疾病、心臓疾患、血液に関わった疾患、肺などの呼吸器系の疾患、更には、妊娠出産に伴う、乳がん・子宮に関わる疾病、又、出産後の新生児等の疾患への影響も懸念されています。
加熱式たばこも健康に害をおよぼす物質（有害物質等）が含まれており、紙巻きたばこより安全とは言いきれません。
一般的な受動喫煙被害について、まとめてみました。詳しくはコチラ↓↓
自動車学校の受動喫煙被害（人対人）って何？
教習所の受動喫煙被害は、一般的に言われるスモハラと若干事情が異なると思います。
一般的な企業や団体であると、非喫煙者は喫煙者と距離を置くことができますし、場合によっては喫煙者を避ける事も可能な場合が多いです。
しかし、教習所では、受動喫煙の被害を避ける事は困難な場合がほとんどです。
教官と教習生の受動喫煙問題！
ここでは、教習所で狭小空間で行われる、人 対 人 の受動喫煙問題について、考えてみました。
教官から教習生への受動喫煙被害！
教官から、教習生に指導することは多いですよね。マスクをしておれば受動喫煙は大丈夫なのでしょうかね？
或いは、無口な人ならば大丈夫なのでしょうかね。
教習生から教官への受動喫煙被害！
教習生から、教官に質問しなければ、教官が受動喫煙被害を受けることはないのでしょうかね？
教官から教官への受動喫煙被害！
教習生には、あまり関係ないかもしれませんが、教官が三次喫煙を受けたら、教習生にも三次喫煙の可能性が生じるのです。
教習生から教習生への受動喫煙被害！
複数教習や検定で、同じ車両に同席することがありますよね。
又、喫煙教習生が使用した車両で三次喫煙の被害を被ったという例もあります。
下記の記事では、教習所の教官と教習生のスモハラに特化して、書いていますので、宜しければこちらからご覧くださいね。↓↓
自動車学校の受動喫煙被害（教習車内）って何？
私は、普通自動車の教習においての受動喫煙対策を徹底することが先決だと思います。
その理由として、普通自動車こそ、スモハラ被害のリスクが高く、スモハラ対策もしやすいと考えるからです。
ここでは、なぜ、普通自動車から始めるべきか？普通自動車からスモハラ対策を始めるメリット等について述べたいと、思います。
詳しくはコチラ↓↓
自動車学校の受動喫煙被害（敷地内）って何？
自動車学校での完全禁煙は不可能ではない！
指導員の8割が喫煙者だった自動車学校を、約１２年かけて、職員全員を禁煙者にすることに成功した、自動車学校の取り組みがあります。
従って、【自動車学校での全員禁煙】は不可能ではないのです。
詳しくは、こちら↓↓
自動車学校での分煙は、是非ともやって頂きたい！
自動車学校での分煙は、可能だと思います。しかし、簡単ではありません。
しかし、教官と教習生の命を大切に思うなら、是非とも分煙を確実にして、更には、全面禁煙に向かってほしいものです。
自動車学校での受動喫煙が女性に及ぼす悪影響！
自動車学校で、主に教習中に女性が受ける受動喫煙被害が深刻です。
女性は、スモハラ被害に気付きにくく、気づいても被害の申告がしにくいのです。
しかも、女性のスモハラ被害が、男性よりも深刻であることも、被害の申告がしにくい理由になっています。
詳しくはコチラ↓↓
受動喫煙問題に悩む教習生の涙の訴え！
受動喫煙に対する、不満や苦情は、Google口コミ・教習所のアンケート・ブログへのコメント等で見ることができます。
Google口コミは、みなさんも見る事ができます。
教習所のアンケートへの意見は、SNS等で発信されることが多いです。
ブログへのコメントは、ブログの管理者と編集権を与えられたライターしか読めません。
ここでは、私の元に寄せられた（私の目に触れた）受動喫煙に関する教習生と思われる方からの意見をまとめてみました。
詳しくはコチラ↓↓
主に、アンケートから（SNSで発信）
主に、口コミから（ネットで公開）
主に、ブログに寄せられたコメントから
自動車学校で分煙をするための提言！
教官を喫煙者・準喫煙者・非喫煙者を区別する！
教官
教官以外の職員
喫煙車・準喫煙車・禁煙車を区別する！
普通自動車
教習生を喫煙者・準喫煙者・非喫煙者を区別する！
コメント