自動車教習所で担当教官を指名するという話題がネットでも良く出ていますね。でも、指名制度ってよくわかりませんよね。
ここでは、教習所教官の指名制度について深掘りしていきます。
指名制度とは?
文字通り、教習生が教官を指名できる制度です!
最近では、理容師や美容師でも指名制が増えててきていますね。
大学受験などは、昔から指名制があると言われています。
自分の得意な分野や、興味のある分野で専門性のある教授の居る大学を目指すという事はよくあることです。
指名制度がある教習所は?
【指名制度】をホームページ等で告知している教習所!
【指名制度】をホームページ等で告知している教習所では、指名出来ますね。指名の仕方まで丁寧にお知らせしているところもあります。
指名出来る教習所では、指名制度で、教官のレベルアップを図る(競わせる)意図が見られる傾向が強いです。
しかし、変な話、自分をレベルアップする事より、他の教官を蹴落とす(ディする)ことで人気を得ようとする教官も居るのが現実です。従って、注意が必要です。
又、容姿や雑談で人気を得ようとする教官も少なからずいます。
【指名制度】をホームページ等で告知していない教習所!
【指名制度】をホームページ等で告知していない教習所でも、公にしていないだけで、指名制度がある教習所もあります。
公にすると、告知している教習所にありがちな問題点が発生するからあえて告知していないと思われます。
そこの教習所の経営者や教官の知り合いから「私、〇〇教官を指名してる」と聞かされることはよくあります。
又、性格的にとか身体に不自由がある場合等、何らかの事情をを抱えている方は、その事情に理解のある教官を指名する場合もあります。(勿論、教習所からお勧めされる場合もあります。)
例えば、英語が母国語の教習生に、英語が堪能な教官を担当させる。
耳の不自由な方に、手話のできる教官を担当させるとかです。
【指名制度】を利用するには?
【指名制度】教習所に選んでもらう!
経営者や教官に知り合いがいるならば、その人に、自分の性格や身体的不自由等を伝えて、その対応に適した教官を選んでもらいます。
【指名制度】自分で教官を指名するには?
「指名したい」理由を考えておく!
あなたが、その教官を指名したい理由を具体的に整理しておく。
・話す速さが聞き取りやすい。
・教え方が的確。
・知人の評判。
等々、色々あるでしょうね。
「指名したい」意思を誰に言うべきか!
受付や配車、管理者や副管理者、親しい教官にお願いしてみるのも、指名の成功率は上がります。
しかし、親しい教官は、指名したい教官とライバルの関係があるかもしれないので、可能であれば受付や配車の人にも伝えておけば良いかもしれませんね。
でも一番確実なのは、自動車学校の管理者(又は副管理者)に申し出る事です。かなりハードルは上がりますがね。
「指名したい」意思をどう伝えるか?
直接言いにくければ、電話やLine等でも可能なばらば、お願いしてみます。
直接顔を合わせないので、頼みやすいようです。
又、指名の理由が明確な場合、管理者に受付や配車から相談がある場合もあります。
私が知っている例では(実は担任制の自動車学校に勤務中に聞きました)、指名しなかった他の教官を否定しかねないという事で、「保護者に連絡を取ってもらって指名した」という例も聞いています。
「うちの子が『狭路通行の教習では〇〇先生を指名したいと言っていますが、お願いできますか?」
と言って指名した例も知っています。
勿論、本当に本人の保護者かどうかの確認のため、生年月日等を聞かれたり、今まで担当した教官の名前を聞かれたりすることもあるかもしれませんが。
教官を指名する時に成功する確率が高い方法は?
【指名制度】の活用~技能教習の上達を前面に出す!
教習の上達を目指しているので、それで頑張りたいと思ったら、具体的に理由を述べて指名してみましょう。
「指名理由」指導方法が理解しやすい!
教官が、いくら一般的に言われる良い指導をしたとしても、教習生に理解できなければ、運転の上達は望みが薄いですよね。
伝えにくいとは思いますが、
「○○教官の指導だと、上達したと実感できるんです。」
「○○教官の指導で、知人が理解しやすいと言っていた!」
と言うようなことを言ってみるのもいいようです。
「指名理由」話し方が人間性がある!
教官が、いくら良い話し方をしたとしても、教習生が、皮肉に聞こえたり、ディするように聞こえたりすると、運転の上達は望みが薄いですよね。
伝えにくいとは思いますが、
「○○教官の話し方だと、頑張ろうという気持ちになるんです!」
「○○教官の話し方だと、納得できるんです!」
「指名理由」指導方法が自分に合っている!
友達とかと話をすることもあると思います。例えば、教官は「かんかく」と言う言葉をよく使いますが、「感覚」と「間隔」は大違いなんですよね。
「感覚」で理解できる人も居れば、「感覚」で指導するのが基本の教官も多数居ます。
「間隔」の方が理解できる人も居て、「間隔」で指導された方が分かりやすい教習生もいます。
あなたは、「感覚」でわかるかもしれませんが、知人は「間隔」で理解しやすいかもしれません。
感覚珍教官 でググって見て下さいね。たくさんの例があります。
特に、補修になった方は、自分に合った教官に出会ったら、その教官を指名するのが良いと思います。
補修にならなくても、無線教習の前などに、今までの復習をすることがありますよね。その時に当たった教官が自分に合っていれば、その教官を指名することも有りだと思います。
こんな例もあります。
路上教習中に、気を付けるポイントをいくつか話してくれた教官が居たのですが、そのポイントの説明が終わらないうちに、次の交通状況に出会うわけです。
その教習生は、そのポイントの説明を聞きたくて、次の2回の路上教習を指名したそうです。
「指名理由」課題別に指名する!
例えば、友達から
「〇〇教官の、発着点への止め方の指導はわかりやすかった」とか、
「〇〇教官に、狭路通過を習ったら、出来るようになった」とかと言う話を聞いたら、
「次の教習は、『狭路通行』なので○○教官に習いたいです」と言ってみるのも有りだと思います。
基本的にその課題(教習項目と言う)は、一度だけです。是非とも、指名できるなら指名しましょう。そのチャンスを逃したら、その「教習項目」では、その教官に学ぶことができないかもしれませんよ。
しかも、きちんと次の予習をしている「前向きな教習生」と思ってもらえる可能性もあります。
配車担当も一度だけなら、教習生の言う事を聞いてくれるかもしれませんね。目的もはっきりしていますし。(笑)
「指名したい」との意思表示は、自分のが頑張りにつながる!
自分が指名した教官の教習なら、モチベーションが上がりますよね。又、教官に対しても上達したところを見せたいですよね。
自分の責任感が芽生えてきます。それで頑張れるのです。
「できれば」を前面に出す!
これは、とある大人しい教習生から聞いたのですが…。私を4回くらい指名してくれたのです。
最初に指名した時、「できたらでいいので、○○教官に担当して頂きたいです」と言ったら、指名出来たそうです。
「毎回、『できたら…』を言ったら、4回も指名ができました。」
と教えてくれたのです。
もう一つ、「○○教官の休みは何曜日ですか?」と最初に聞いておき、自分はその教官の休みには来れないと言い切ったそうです。
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