左折時のハンドルを回す量は?左折を上手く曲がるコツと方法!珍教官の珍教習日記!ハンドルを回す早さと速さ!ハンドル量が大事!

車の運転の左折!。難しいと感じる方が多いですよね!

 自動車運転中 あるいは 練習中に左折をする時ハンドルを回し始めるタイミングはどこなのか?回し始めるタイミングはどこなのか?ハンドルをどの位回したら良いのか?という質をよく受けます。
 しかし、これを言葉で伝えるのはとても難しいんです。
「ここで回して!」とか「目いっぱいハンドル 回して!」とか言って、教習生も指導員もめちゃくちゃあせっている光景をよく見かけています。
 「ほら 脱輪してる」とか、「対向対向車線にはみ出してる」 という声が聞こえてきそうです。
教習生のお悩みを聞くと、

左後輪がどうなっているのかわからない!そもそもどこを見たら良いのかわからない!

ハンドルをどのくらい回せばよいのかわからない!「もっと回せ」とか「目一杯回せ」としか言わない。

「車体感覚なんだよ!」と言われる!「君は車体感覚が身についてないね!」と診断しかしない。 等々、悩みは尽きませんよね。

ここでは、私なりのよく使っていた指導方法で、左折の手順とコツをお伝えしますね。

「出来るだけ具体的に指導する」というのが私のモットーです!

お断りしておきますが、モットーと言うのは、目指しているのであって、出来ているという事ではありません。(笑)

でも、目指さないと、教官としてのスキルの進歩はないと思っていますので、お付き合いくださいね。

 



  1. 珍教官の珍教習日記!運転教本参考書
  2. 左折のハンドル操作が難しい理由!(ハンドル回しのタイミング!)
    1. 左折時の道路の形状を理解する!
    2. 曲線に左前輪が差し掛かったらハンドルを切り始める!
    3. 曲線に左前輪が差し掛かる所が死角で理解できない!
    4. 死角の捉え方!珍教官の珍教習!
    5. 自動車のサイズを理解する!
    6. 左折のハンドル操作を始めるタイミング!珍教官の珍教習!
  3. 左折時の車の誘導の基本 3つ!
  4. 左折時の速度は徐行!
    1. 徐行とは?
    2. 左折が始まる前に徐行にしておく!
  5. 左折が終わるまで徐行する!
    1. そもそも徐行とは?
    2. 「左折時は徐行」っていつまで?
    3. 左折時の徐行の目的!
      1. 安全確認がしやすい!
      2. 教官の指示が聞きやすい!
      3. 教官の指示が理解する時間がとれる!
      4. 自動車の動きや向きを確認できる!
      5. 左後輪の位置を確認できる!
  6. 左折時のハンドルの回し方!
    1. ハンドル保持は9時15分の位置がお勧め!
    2. 左折時のハンドルの回し方(角度・回転数)お勧め方法!
    3. 左折時に、右振りをしない!
    4. 左折時に一回転状態からの修正!
    5. ハンドルを回し始める位置を決める!
    6. ハンドル回しの速さ!
  7. 左折の時のサイドミラーの活用!
    1. サイドミラーでの走行位置の確認!
  8. 左折時のハンドルの回し方~珍教官の珍教習
    1. 左折時のハンドルの回し方
    2. 左折時のハンドルの回し方~指導の通りに書いています。
      1. 「隅切り半径」とは?
      2. ブレーキペダルと前輪の接地点の距離は約0.5m!
      3. ブレーキペダルと自動車の先端の距離は約1m!
      4. 左折の時のハンドルの回し方(ハンドル 量)
  9. 技能教習(普通車)の教習項目別毎にリンクした投稿記事一覧です!
  10. 「自動車学校」でお悩みの方は、次の記事一覧をご覧ください。あなたのお悩みを解決できるかもしれませんよ。

珍教官の珍教習日記!運転教本参考書

このコンテンツでは、運転教本を参考にして書いていますが、私は運転教本の参考書的な扱いで書いています。

運転教本では「堅苦しくて分かりにくい。」「受験勉強のように語呂合わせで覚えたい。」「裏技的な事を知りたい。」という要望を受けて、私の経験から作成しました。

そのことをご理解いただき、この文章を読んできた抱ければ幸いです。

私がこの記事を書くにあたってスタンスとか、思いについての詳細は、下記の記事をご覧くださいね。

運転教本の参考書!教官経験者の指導方法(例)!珍教官の珍教習記録!
自働車の運転の教習(勉強)には、運転教本というものがあります。これは、学校の教科書のようなものです。巷では、参考書(これを読めば一発合格!等)もたくさん販売されています。 参考書には、教科書にない情報がたくさんありますね。売るために、...



左折のハンドル操作が難しい理由!(ハンドル回しのタイミング!)

 自動車の運転中、或いは練習中に左折をする時、ハンドルを回し始めるタイミングはどこなのか?ハンドルをどのくらい回したら良いのか?という質問の受けます。
 これを言葉で伝えるのはとても難しいんです。しかし、そこに挑戦してみますね。
「ここで回して」とか「目いっぱいハンドル 回して」とか言って、教習生も教官もめちゃくちゃ慌てている光景をよく見かけます。
 「ほら、脱輪してる」とか 「対向対向車線にはみ出してるよ 」とか、教官が大声で指示して(怒鳴って)いる声が聞こえてきそうです。(笑)

左折時の道路の形状を理解する!

 交差点はいわゆる、三角定規のように直角に曲がっているというものではありません。 今、走行している道路と曲がり終える道路の直線部分との間には、円形の部分があります。
 この円形の部分をよく「隅切り半径」と言います。
簡単に言えば、曲がる前の直線と曲がった後の直線の間に4分の1の円周(扇形)部分があるのです。

曲線に左前輪が差し掛かったらハンドルを切り始める!

 私はその左折の時のハンドルを切り始めるタイミングを、左折前に走行している直線部分からカーブ(隅切り半径)に差し掛かるところにとして指導します。左前輪が曲線の部分に到達したところでハンドルを左に切り始めるように指導しています。

曲線に左前輪が差し掛かる所が死角で理解できない!

 そこで問題なのが左前輪がカーブに差し掛かったというのは、運転手からは 分かりにくいということです。
 いわゆる 死角にあたる部分ですからね。

死角の捉え方!珍教官の珍教習!

 そこで、カーブになっている扇形 部分の半径を1m くらいと仮定します。 もちろんいろんな隅切り半径がありますが、おおむね1m 、或いは概ね2mと考えて 切り始めるタイミングを掴むようにしてもらっています。
 もちろん 前輪の位置が直線からカーブにかかったところが理解できれば問題ないのですが。
 カーブの隅切り半径が1m だと仮定しますね。

自動車のサイズを理解する!

 教習で使われている普通自動車の前輪の中心は、概ねブレーキペダルやアクセルペダルから50cm ほど前に存在することになっています。
 これは教習で使われているセダン型のタイプであればほとんど全車共通だと言っていいでしょう。
 さらにその前のバンパーまでの距離は ブレーキペダルから言うと 1m 以上前にあります。

左折のハンドル操作を始めるタイミング!珍教官の珍教習!

 この方法には賛否両論あると思いますが あくまでも この状態でうまくいっていたことが多いのでお知らせしておきます
 多くの教官が、「ここで回せ」とか「ここで一気にハンドルを回すのだ」とか言っていますが、多くの教習生は「ここ」がどこなのかを知りたいのだと思っています。
 隅切り半径にもよりますが、概ね 車の先端が、「曲がり終えた時の道路の直線ライン」に差し掛かったぐらいでハンドルを切り始めるように指導しています。

 

①道路の左側(縁石や白線)が分かりにくいという点です。

もう一つは、

②ハンドルの回し方が右折に比べて複雑な点だと思います。

この項では、車体の誘導に重点を置いています。

多くの教習生が、車の誘導に成功体験を感じやすいようであるという事がその理由です。

車の誘導ができるようになれば、合図・確認・他の交通への気配りできるようになる!

というのが私の持論だからです!(笑)

実際、合図や確認は、誘導ができてないと、真剣に聞いてくれない傾向があるからです。

合図や確認については、ここでは重きを置きませんので、ご了承くださいね。まずは、左折時の車の誘導を習得してくださいね。

 

 



左折時の車の誘導の基本 3つ!

・徐行する事!

・小回りする事!

・脱輪しない事!

ですね。

私の記事では、まだ画像や動画を貼ることができません。従って、文章だけで説明しますので、私の文章力が試されますが、ご了承くださいね。

又、画像や動画を貼れるようになれば、貼りますので・・・。



左折時の速度は徐行!

徐行とは?

徐行とは、概ね1m以内で停止できる速度で、一般的には10km/h以内と言われていますね。

教官は、この説明を省略する傾向があり、「10kmで!」と言いますので、ご理解くださいね。

勿論、改めて言うほどでもないでしょうが、10km以下と言うのは、以下です。10km/h丁度で走るのではないですからね。

左折が始まる前に徐行にしておく!

左折時の速度は、徐行ですが、左折が始まるまでに、徐行まで減速しますね。

何故なら、左折を始めてから減速するのは、車が安定せず、危険とされているからです。

又、初心者の方は、ブレーキに気がいってしまい、ハンドル操作に集中できないことが多いからです。

レースの世界でも、【slow in fast out】と言う言葉がありますね。ハンドル操作の前に、充分な減速をしておくとハンドルが安定するのです。



左折が終わるまで徐行する!

そもそも徐行とは?

教本には、徐行とは、

いつでも止まれる速度で進行すること。

ブレーキを踏んでから1m以内で止まれる速度。

概ね10㎞/h以下の速度と言われています。

又、検定では、書いている意味合いが違います。

 

「左折時は徐行」っていつまで?

もう一つ言っておきたいのは、左折は徐行という事ですが、左折が終わるまでです。

(左折が完了して、その後、左折完了後の直線路と車が平行になり、ハンドルもほぼ直進状態になるまでが、左折です。)

結構、多いのです。左折がまだ終わってないのに加速する人が・・・。加速してしまい、慌ててハンドルをバタバタ回す人・・・。はっきり言って恐怖でしかありません。(笑)

 

左折時の徐行の目的!

安全確認がしやすい!

ミラーや目視で安全確認が必要です。

教官の指示が聞きやすい!

速度が速いと、教官の指示が早口になります。

教官の指示が理解する時間がとれる!

教官の指示を教習生が理解する時間が必要です。

自動車の動きや向きを確認できる!

自分が運転する自動車がどのように向かって動いているかを確認できます。

良く、止まってしまう人が居ますが、これでは動きや向きが確認できません。

左後輪の位置を確認できる!

ミラーの調整を上手くすれば、後輪の位置は概ね確認できます。

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左折時のハンドルの回し方!

ハンドル保持は9時15分の位置がお勧め!

 ハンドルの保持位置は、9時15分の位置、つまり、両端を保持してくださいね。親指を巻きつきえないようにします。つまり、親指をハンドルの円形部分に添わせる(ハンドルの内径に添わせる)ようにしますね。

ハンドルの持ち方については、こちらをご覧くださいね。9時15分の位置で持つことをお勧めする理由が書いてあります。

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近年、10時10分の位置よりも、9時15分の位置を持つ方が良いとする考えが主流になりつつありますね。お勧めしている私としては、喜ばしい事ですね。(笑)

 



左折時のハンドルの回し方(角度・回転数)お勧め方法!

基本的な、ハンドルの回し方について詳しくはこちらをご覧くださいね。こちらを理解してから次をンお読みいただくと、分かりやすいと思いますね。いつも、50分の教習では、急いで伝えていましたので。

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最近、運転教本に基づき、ハンドルの回し方の記事をアップしましたので、こちらもご覧下さい。

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左折する時には、ほとんど右手で保持しますね。左手は補助する程度になります。

左折する時はハンドルをほとんど右手で保持する形になりますので、右手で押すように左方向に上を通って回すのが良いですね。



左折時に、右振りをしない!

※この時に、90度も回さないうちに、左手をハンドル上部に持ち替える人が居ます。

※又、右側に位置する右手付近まで、左手でお迎えに行くように持ち替える人も居ます。

が、私はおすすめしていません。

・(これは「右振り」という現象を起こしやすいのです。例え右振りにならなくても、教官は、右振りを心配してしまいます。特に巻き込み確認をしている時に起こしやすいので注意が必要です。)

・(後、運転に慣れた人のように見えるのか、故意にしていると思われる人も居ますので、あまり良いイメージを持たれません。)

ハンドル量は、概ね、半回転(1/4~1/2)回転で様子を見ましょう。この時に右手は、上側を通って、左側の真横の位置まで向かうことになりますね。更に付け加えると、右手が左足の膝付近まで来ていると、次の左手の持ち替えがスムーズになります。

このことを、動画でご覧頂きたいのですが、只今動画の準備中ですので、しばらくお待ちくださいね。

その後、ハンドルの下半分でフリーになっている左手を、先ほどまで左手で保持していた位置に上からかぶせるようにして保持しに行きます。(ここで左手で、お迎えに行くのです。)そのまま、左手一本を使って、9時の位置まで左に回せば、ちょうど一回転位、回したことになりますね。



左折時に一回転状態からの修正!

この9時15分の位置を持って、車の動きを把握すれば良いのです。小回り過ぎならばハンドルを少し右に回す(戻す)のです。大回り過ぎならば更にハンドルを左に少し回すのです。

いずれも30度位の修正で、徐々にゆっくりとエレガントに(笑)回して様子を見ます。

ハンドルを見ずに、サイドミラーや前方に目配りをして、自己責任で誘導する気持ちです。

急な操作をすると慌てます。(教官も教習生も!そして他の教習車も!)



ハンドルを回し始める位置を決める!

ハンドルを回し始めるタイミングは、左前輪が交差点に差し掛かったくらいですね。交差点に差し掛かったとは、縁石や白線等が直線からカーブになる所ですね。

実際、運転席からは、左前輪が交差点に差し掛かる部分は見えません。目安は、交差点に近づく前に、目標を見つけておくことが必要ですね。白線や縁石、溝等の目標が、停止線の近くにあるとか、標識の柱が立っている付近にあるか?とかを参考にすると良いですね。

私の場合は、

曲線部分が小さいところでは、車の先端が次の直線部分に差し掛かった位。

曲線部分が大きい所では、フロントガラスの左下方に、直線部分が見えなくなった位。

と言うように試してみてい8ました。

ハンドル回しの速さ!

しかし、ハンドル回しは、タイミングだけではなく、スピードも関係します。

回す速さは、半回転を1秒以上かけてスムーズに回すことですね。左折は一回転が基本なので、約2秒以上かけた方が良いですね。

少々タイミング間違っても修正できます。次の項で書く、ミラーの確認を忘れないようにすれば・・・。



左折の時のサイドミラーの活用!

サイドミラーの角度をうまく調整しておけば、左サイドミラーで、脱輪しそうかどうかを確認出来ますよ。

私のおすすめは、地上1/3、路面2/3で、やや下に重点を置きます。

後、左右は、内側に自車の車体が1/3程度映り込むことをお勧めしています。

サイドミラーの合わせ方(特に角度)については、こちらをご確認くださいね。

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自動車は現在の生活に欠かせない。自動車を活用し楽しむ。その恩恵は絶大です!

サイドミラーでの走行位置の確認!

この角度であれば、ほとんどの人が、少し背伸びをするだけで、左サイドミラーの下端に、左後輪の接地面がギリギリ写る(見える)はずなのです。左後輪は確認できませんが、背伸びした状態で車体が縁石や白線を隠していなければ脱輪はしていません。

逆に、白線や縁石と離れて見えたら、左折大回りになってる可能性があります。これは、検定で減点の対象になります。

しかし、左折大回りの方が、左折時の脱輪よりは減点が少ないので、難しいと感じる方は、大回りの方がまだましでしょうね。但し、大回りすぎて、対向車線に車体がはみ出すとその限りではありませんので注意が必要ですね。

サイドミラーで確認するには、ハンドルの回し方が確定することが重要ですよね。半回転回したところで、サイドミラーで左後輪の位置を確認。ハンドルを持ち替える間に、更にハンドルを回す必要があるかの確認ですね。

左折の場合は、ほとんど、一回転回す必要がありますね。でも、必ず、ご自身の目で確認してくださいね。

私が、皆さんの運転を見て指導できないのですから。(笑)

 



左折時のハンドルの回し方~珍教官の珍教習

左折時のハンドルの回し方

左折時の、ハンドルの回し方について、私の指導法をご紹介します。

あくまでも、ハンドルの回し方ですので、自動車の正しい誘導に限っています。

歩行者や他の車両等に関わる安全確認については書いていません。

後輪の位置の把握のための確認については書いている場合がありますが。

そのあたりをご了承ください。

左折時のハンドルの回し方~指導の通りに書いています。

「隅切り半径」とは?

 交差点は、いわゆる 三角定規のように直角に曲がっているというものはありません。
 今、走行している道路と曲がりを言った道路の直線部分との間には 円形の部分があります。
 この円形の部分のン半径をよく「隅切り半径」と言います。簡単に言えば 曲がる前の直線と曲がった後の直線の間に1/4の円周 部分(扇形)というのですが、そういう部分を「隅切り半径」というのです。
 私はその左折の時のハンドルを切り始めるタイミングを、左折前に走行しているところから、カーブに差し掛かるところに 左前輪が到達した所でハンドルを左に切り始めるように指導しています。
 これは、ハンドルを切り始めるタイミングの所で述べています。
 そこで問題なのが左前輪がカーブに差し掛かったというのは運転手からは 分かりづらいということです。

ブレーキペダルと前輪の接地点の距離は約0.5m!

 いわゆる 死角にあたる部分ですからね。
 そこで カーブになっている扇形 部分の半径を1m くらいと仮定しています。 (あくまでも教習コース内での話です)
 もちろん、色々な隅切り半径がありますが、おおむね1m あるいは概ね2メートルなどと考えて 切り始めるタイミングを掴むようにしています。

ブレーキペダルと自動車の先端の距離は約1m!

 もちろん、前輪の位置が直線からカーブにかかったところが理解できれば問題ないのですが。
 カーブの隅切り半径が1m だと仮定します。
 自動車の前輪というのは、概ねブレーキペダルやアクセルペダルから50cm ほど前に存在することになっています。
 これは教習で使われているセダン型のタイプであればほとんど全車共通だと言っていいでしょう。
 更にその前のバンパーまでの距離は ブレーキペダルからは、 1m 以上前にあることになります。
 この方法には賛否両論あると思いますが あくまでも この状態でうまくいっていたことが多いのでお知らせしておきます
 多くの指導員が、「ここで回せ」とか「ここで一気にハンドルを回すのだ」とか言っていますが、教習生は「ここ」がどこなのかを知りたいのだと思っています。
 隅切り半径にもよりますが、概ね 車の先端が これから曲がり 終えた時の道路の直線ラインに差し掛かったぐらいでハンドルを切り始めるように指導しています。

左折の時のハンドルの回し方(ハンドル 量)

 運転教本の19ページを見てください。 左に回す時は 下の段□ 左に回す時の①〜⑥を見ていただけたら その通りに説明したします。
 ①軽く押すように持つと書いてあります。
 私はそれに付け加えて 軽く押すように回すというところも 付け加えたいと思います。
 押すように回すと なると ハンドルは垂直から概ね 前傾になるように設置されています。 従って 押すように回そうと思うと上半分を通る 手が基本的にハンドルを押しながら 保持していくということになります。
 ②のイラストでは右手が約60度ほど左に動いています。 もちろん ハンドルを押すように回すのですから 右手はキープした状態で回しています。 これを②の位置 と言います。
 さらに③の位置まで右手を押しながら動かしていき そこで車の動きを確認していきます。
 次に④の位置まで右手を保持したまま左足の近くまで回していっています。 このイラストでは右手が 時計の単身では9時の位置まで来ていますが 私はそのまま右手を8時の位置まで右手で回すように指示しています。
 結局⑤の位置まで右手で回し続けるというイメージです。
 ⑤の位置 では 今度は左手が2時の位置ぐらいまで来ています。 2時の位置から 今度は左手が上を通るため左手で押すように 左に回していく形になります。
 ⑥の位置 になると左手が12時の位置まで来ています。 このまま左手でハンドルを回し続けていきます。
 左折は1回転ぐらい回しながら車の動きを確認していただきたいので 続きは、①まで行きます。
 左手が①の位置まで来ますと、この後さらに余分に回す必要がある時に同じように ②の位置③の位置と右手で押すように回していけば 修正ができます
 ①の位置で後ろタイヤが脱輪しそうであれば左手で右に回すので 上の段のイラストのように②の位置③の位置 と 修正をしていけば 比較的 スムーズに左折ができると思います。


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・技能教習でのアドバイス。(坂道発進、ハンドルの回し方、等)

今まで私が質問された事や、悩んでいる事などについて、投稿しています。

よろしければ、お読みください。

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今、お読みの記事が含まれている場合もあります。

ご了承ください。

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