MT車でエンジンブレーキ活用しての停止のコツと方法!珍教官の珍教習記録!

MT 車の場合は 予備制動と断続ブレーキ。これに関して ほとんどはAT車と同じに対応してもらったらいいかなと思います。

 ただ MT 車の場合はクラッチの操作があります。クラッチ操作についてかなり悪い習慣が身についている人が多いと感じますので、おせっかいながらここで模擬指導をしたいと思います。(笑)



珍教官の珍教習!運転教本参考書

このコンテンツでは、運転教本を参考にして書いていますが、私は運転教本の参考書的な扱いで書いています。

運転教本では「堅苦しくて分かりにくい。」「受験勉強のように語呂合わせで覚えたい。」「裏技的な事を知りたい。」という要望を受けて、私の経験二基づいて作成しました。

そのことをご理解いただき、この文章を読んできた抱ければ幸いです。

私がこの記事を書くにあたってスタンスとか、思いについての詳細は、下記の記事をご覧くださいね。

運転教本の参考書!教官経験者達の指導方法(例)!珍教官の珍教習記録!
自働車の運転の教習(勉強)には、運転教本というものがあります。これは、学校の教科書のようなものです。巷では、参考書(これを読めば一発合格!等)もたくさん販売されています。 参考書には、教科書にない情報がたくさんありますね。売るために、...



 

MT車のブレーキの賭け方(例)珍教官の珍教習

 技能検定の適用細目のところで書いてありますが 一番最初のところを見てください。
惰力走行(エンジンブレーキ)の項です。

ブレーキに関する検定採点基準!(細目別)

お断りしておきますが、本記事のブレーキ操作に関係のある採点基準(減点細目)について記載しています。

見出しの見方の凡例
因みに、減点数は5点、10点、20点 危=検定中止 です。
 ⑤のように○が付いているのは、特別減点です。

減点細目  [細目名(略称)] 減点数 (路上 /場内  )

惰力走行 [エンブレ] 減点数 (路上⑤ /場内⑤)

適用事項

1 ブレーキをかける以前又はブレーキをかけるのと同時に動力を伝達を断つなどして惰力走行をした場合[断]

2 変速操作の前後で不必要な惰力走行した場合[前後]

エンジンブレーキは、理解されにくい?

MT車の教習を受ける方は、特にこちらをよく読んでおいてください。

 又、現時点では AT車で教習を受けている方でも、今後 MT 車に乗る予定で限定解除を予定している方、又は 準中型免許を近々 取得される予定の方は是非とも 知っておいていただきたいと思います。
 これからお話しする内容はなかなか 皆さんできていない人が多いのです。2段階のみきわめ 前になっても、できてない人がいることに驚きと情けなさを感じています。勿論、指導しきれていない教官に対しての情けなさです。
 しかも 検定員 資格を持ったベテラン 教官が何度も教習 しているのに、指導しきれていない例が多いのです。
 ほとんど意に介さない 教官が多いのだと思います。

エンジンブレーキの活用とは?具体的には?

エンジンブレーキ(断)とは?

ニュートラル(N)操作をすると、惰性で走行することになります。いわゆる「惰力走行」と言うものです。自転車のペダルを漕ぐのをやめた時に、自転車は走り続ける慣性の法則のようなものです。

マニュアル車であれば、下り坂でクラッチを切る(動力の伝達を絶つ)、オートマ車であれば、N(ニュートラル)レンジに入れて走行した場合の事を主に言います。

エンジンブレーキを使用していないということで、エンブレ【断】の減点を適用します。これは坂のみでは無く、通常走行中でも30km/h以上の速度の場合に、ー10km/hの速度以上で「クラッチで動力の伝達を絶った」場合、減点の対象となります。

(エンジンブレーキ)惰力走行(前後)とは?

これは、主にMT車に適用されるのですが、変速操作(ギアを変える)時に、クラッチを踏みますが、その時に、不必要にクラッチを踏む時間が長いと、エンブレ【前後】の減点を適用します。

大型自動車指導員審査に挑戦する!

 私が最初に勤務した自動車教習所では、中型トラックや大型トラックの教習もしていました。
 何と、私は、普通自動車の指導員審査を合格してから、3か月後に大型指導員の審査を受けさせられ、合格してしまったのです。

 その時には、とても、面倒見の良い先輩指導員が居て(実はこの先輩が、「教習所で働かないか?」と声をかけてくれたのです。)

 その、声をかけて頂いたのが、私が運転免許試験場、大型自動車や大型二種免許の試験を受けていた時なのです。

大型自動車指導員審査に向けて厳しく指導される!

それはそれは、厳しく指導して頂きました。狭路通過や坂道発進などは、失敗したら外から見てもわかるので、自分が恥ずかしいからと言う理由で、ある面「放任」」でした。(笑)

でも、実際、教習生もそうなんです。狭路通行ができない、坂道発進ができないと、メッチャ落ち込むのに、エンジンブレーキの活用ができてないことを指摘しても、「はぁ??この教官は何を熱く言ってるの?」位の態度をすることが多いです。

そこを、先輩は見抜いていて、エンジンブレーキの活用ができてないと、厳しく指導してくれました。

私が帰宅して、先輩の指導の話をすると、その当時MT車に乗っていた妻が、「そんなのどうでもいいのにねぇ。エンストしなくて便利なのにねぇ」と言っていたくらいです。(笑)

妻と同じ運転をする教官が居る事に驚き!

私が大型指導員審査に合格して選任された時、すぐに大型の教習が始まりました。

その時、現実に驚いてしまいました。

堂々と「前回の先生には エンストするからすぐクラッチ 踏め!」と言われたという教習生が大勢いました。 その教習生を担当した先生は、いつも同じ人でした。

でも、そんな指導をする教官でも、大型自動車の教習をいつもしているのです。

実は、他の大型指導員が、「自分がやりたくないから」と押し付けていたのです。

私が大型指導員になったら、私にも押しつけが来たので、現実を知ることになったのです。

私が若い先輩指導員に指導される!

 私が教習を行った生徒に、私が指導していないと思われて「○○さんあんたが 教習した生徒さんはみんなクラッチをすぐ踏んじゃうよ!」と年下の教官に何度も言われました。 ちなみに その年下の教官が教習した人を、私が後から乗るとクラッチ踏みまくってるのです。(笑)
 しかも、「すぐクラッチを踏んではいけないよ」と指導すると、「そんなこと言われたの初めてです。」と言うのです。
 言い方が違うのかもしれませんが、事実全くできていないのです。
 自分の事は棚に上げて、人の事を批判する人にうんざりしていましたし、私の審査合格のために練習に付き合ってくれた先輩教官にも申し訳ない思いでした。
 私はそんな苦い経験があるので 特にうるさく言っていました。 他の教官に言う 元気はありませんので とにかく 教習生に私が乗った時に上達して欲しくて頑張って言うようにしています。

フットブレーキを踏む前にクラッチを踏まない!

 フットブレーキを踏む前にクラッチを踏まない。
 うろ覚えですが、時速5㎞/h 以下でない限りは、クラッチを踏むなと教わった気がします。

クラッチ付近から(カタカタ)振動がくるまで待つ!

 基本的にクラッチを踏むのは(カタカタが)我慢ができなくなってからにしてください。これから 具体的に お話をしますね。 特にブレーキを踏む時には右足のフットブレーキをいや 右足のフットブレーキだけを踏んでいくようにしてください。クラッチ付近からガタガタという 振動(カタカタという 振動)が聞こえ始めてから クラッチペダルを踏むようにしてください。
エンストが怖いという人もいますが エンストをしないために早くから早くから クラッチを踏んでいくといつまでたっても上達しないと思っています。
 以前 中型トラックを教習していた時に何度言ってもクラッチを踏む人がいるので、最終的には 助手席側から 教習生のズボンの裾を思いっきり引っ張って 強制的にクラッチペダルから足を離させたこともあります。 まだ若くて熱くなりすぎてしまいました。 反省してます。
教習生の男性は「先生やめてください。 先生やめてください。」と何度も言いましたが いつまでたってもクラッチを踏み続けるので 私はそれをやめるまでは 何度も引っ張りました。 得意げに「ほら エンストしてないでしょ!」と言って無理やりに納得させたことがあります。
 若気の至りです。お許しください。 私がこれだけ気をつけて指導しているのに、非難された悔しさと、別の人の方がクラッチをすぐ踏ましているのにその人が非難されない悔しさと、私を非難した教官(検定員)が適切な指導していない悔しさから、意地になっていた時期がありました。
 でも、そのおかげでいろんな指導の方法とか伝え方を覚えたわけですけれどね。
 ブレーキのかけ方ではないですけれども、発進の時 あるいは ギアチェンジの時、左足を上げ始めてから3秒後には、「クラッチをもう離せ」と言っていました。
または半クラッチ 状態で車が歩くぐらいの速さ(時速4km/hぐらい)になったら クラッチを離せと言っていました。

減速の時は振動が感じられるまでクラッチを踏まない!

 ではこれから減速の方法とクラッチペダルの踏むタイミングについてお話をしていきます。
 とりあえず ブレーキ 三度 点滅 「ト・マ・ル かも」 のサインを 後続車にできたら徐々に強く 右足でフットブレーキを踏んでもらいます。 クラッチはまだまだ踏みません。 徐々に強く踏むのです フットブレーキを。 一気に踏んでしまうとエンストする可能性が高まります。 徐々に強く踏んでいくと「ガタガタ コトコト」という 振動が左足 付近でというか 、レーキペダルを踏んでいる 右足付近に伝わってきます。 その振動が伝わってきて初めて クラッチを踏んで低いギアに入れ直すのです。

クラッチを踏むまで、シフトレバーは保持しない!

ガタガタコトコト という 振動や音が感じられてから クラッチを踏めば チェンジを入れることも忘れにくいです。 早くから クラッチを踏んでしまうと、いつ 3速に入れていいのか?2速に入れていいのか?がわからず 結局 止まっても 一速に入れるのを忘れたりする人がいます。
 ガタガタコトコトで注意していただきたいのは ガタガタ コトコトの振動が来るまでは 左手でチェンジレバーを触らないようにすることです。 正確な理由は分かりませんが チェンジレバーに手を持って行くとほとんどの人がその左手と連動して クラッチを踏んでしまう 傾向があります クラッチも踏んで準備万端整えるという感じになってしまいます。 カタカタ ことごと言う前にチェンジリバーを触ろうとする人がいたら まだ ハンドルを保持しておくように強く言います。
カタカタ コトコト という 振動が感じられてから クラッチを踏んでギアを2速に入れます。
 最初の勤務した 教習所でバスの教習をしていた時期がありました。 小柄な女性だったのですが シフトレバーをずっと持って、シフトレバーの上に手を乗せたまま片手ハンドルで運転を続けます

「これこれ、左手をハンドルに持っていてください。 シフトレバーは触らないように。」と言っても治らないのです。 なかなか直そうとしないので「シフトレバーは私の手だと思って必



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要以外は握らないようにしてください。(笑)」と言ったところ 彼女は、「分かりました。じゃあ私がシフトレバーを操作したい時には ブレーキを踏んでクラッチを踏んで 『今 2速 入れてください。』 と言いますので先生がシフトレバーの操作をしてください。」と言われました。(笑)

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