自動車学校での切り返しは、車体前部を近づけると簡単!珍教官の珍教習記録!

自動車学校での【切り返し】は、皆さん苦労していますね。

私の指導法は、独特だと思います。

それで宜しければ、お読み下さいね。



珍教官ブログの基本的な理念!

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主な切り返しは2通り!

ここでは、狭い道で、なおかつ、ハンドルをかなり回した状態での切り返し方法についてお伝えします。

ハンドルがほぼ真っ直ぐな状態での切り返し方法は、その場で状態を見ればアドバイスできるのですが、文章で書く自信は無いので…。

一つは、自動車前部が脱輪・接触した場合の切り返し。

もう一つは、自動車後部が脱輪・接触した場合の切り返しです。

 



前側の脱離&接触!切り返し法をお勧めする理由!

前輪脱輪は位置の把握が簡単!

普通自動車の場合、前輪は死角になっていて見づらいですよね。

しかも、セダン🚗タイプの教習車ですと、余計に前輪の位置を把握しにくいです。

しかし、セダンタイプの車を右横から観て下さい。運転席ドアのヒンジ部分のすぐ前に、タイヤハウス(タイヤがついている場所)がありますね。

運転席に座って、右足の足元にアクセルペダルがありますよね。

アクセルペダルの前方に、床が丸く膨らんでいる所がありますね。

実は、ここに前輪右タイヤがあります。

アクセルペダルからタイヤの中心まで、50cm位ですよね。意外に近いでしょ!(笑)

多くの教習生が、「へぇ😃💡⤴こんなに近いの?」と驚きますね。

前輪脱輪は気づきやすい!

後輪の脱輪は、運転席から離れていますから、気づかないことが多いのです。又、運転席が脱輪場所を通り過ぎているので、「まっ、いいか…。」「もう仕方ない。」と判断してそのまま前進してしまう事が多いのです。

一方、前輪脱輪は、タイヤが溝に落ちると、沈みますし、乗り上げになると、これも恐怖の感情が起こります。つまり、運転手は気づきやすいし、これから自車が進むところなので、【止まる】と言う選択をする教習生が多いと感じます。

例えば、S字やクランクコースが、高さ10m位の欄干のない橋で出来ていると考えてみてください。後輪が脱輪したからと言って、後退するのは怖いですよね。判断を間違えたら、10m下に落ちてしまうわけです。

ところが、前輪ですと、これから10m下に落ちるのに、後退しないという選択をする人はまずいないと思います。

前脱は数10cm下って直す!

前輪が脱輪、又は車体前部が接触の恐れ、の時は、後退します。

ここで、お知りおき頂きたいのは、脱輪は、脱輪大になる前に停止して後退すれば、減点だけですみます。

接触となると、基本的に、検定終了です…。

詳しくは、「検定珍教官」でご覧くださいね。

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後側の脱離&接触!切り返し法をお勧めしない理由!

後輪は位置の把握が難しいのが主な理由です。

後脱は気づきにくい

運転席から離れている!

前輪に比べて、後輪はかなり離れている。当たり前のことですが、脱輪して、後輪が沈んでも、乗り上げても、気づきにくいのです。

運転席は安全なので行ってしまう!

運転席は、すでに脱輪地点を通過してるので、勢いで行ってしまうのです。(笑)

「もう、行ってしまえ!」となる!

後退すると、余計に脱輪・接触の被害が大きく成る恐怖を感じて、「もう、行ってしまえ!」となるようです。

後退は不慣れ!

後退することは、教習中にほとんどないですよね。あっても、数時間程度です。だから、パニックになる人が多いのです。

私は、現在、タクシードライバーをしていますが、先輩社員から言われました。

「極力、バックはするな!後ろをぶつける人が多いので。」と言われています。

後脱は、数m下がらないと修正できにくい!

その、技術的にも、精神的にも、困難でリスクの高い【後退】を数mもしないといけないのは、教習生には負担が大きすぎます。

又、「前脱の修正方法と、後脱の修正方法の両方を教えるべきだ!」と声高に主張する教官が多くいますが、前進で通過する事さえ困難な教習生に、更に二通り(前脱と後脱)の修正方法を指導するのは困難だと、私は思います。

免許取得後のメリット!

最近の乗用車は、センサーが付いていて、前のバンパー部分が接触しそうになると、警告音が鳴りますよね。(勿論、教習車には付いていませんが…)警告音が鳴っても更に近づけると、高音になったり、警告音の間隔が短くなりますよね。

つまり、前側のバンパーが近づきすぎると、警告音が鳴り、接触の恐れは激減します。

ところが、ハンドルを切りすぎて、後輪付近を電柱やブロック塀に接触させそうになる時は、警告音は鳴らないことが殆どです。(警告音のセンサーは、自動車の四隅と前部・後部の真ん中付近にあることが多いため…)

たいてい、内輪差で接触させるのは、前輪と後輪の間です。つまり、センサーが最も関知しない場所なのです。

前を近づけるのは、切り返し時の後退の回数と距離を減らすだけでなく、接触や事故の減少にもつながると思います。

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