学科教習の時に、よく、この教程で教習生に質問していました。
ホワイトボードに書くのです。
赤 進・止
黄 進・止
青 進・止
あえて、進の後のひらがなは書きません。
あえて、止の後のんひらがなは書きません。
私の学科教習の導入でした。
何が始まるのでしょうか?(笑)
これがひっかけ問題に対する免疫の付け方です!(笑)
【信号に従うこと】第2教程、ひっかけ問題に引っ掛からない!
ホワイトボードに書いた、下記の文字を指さします。
赤 進・止
黄 進・止
青 進・止
「赤信号の意味は? 進? 止? のどちら?」と文字を指さし、
「進(左)だと思う人は左手を、止(右)だと思う人は右手を挙げてください。」
「黄信号の意味は? 進? 止? のどちら?」と文字を指さし、
「進(左)だと思う人は左手を、止(右)だと思う人は右手を挙げてください。」
「青信号の意味は? 進? 止? のどちら?」と文字を指さし、
「進(左)だと思う人は左手を、止(右)だと思う人は右手を挙げてください。」
と言う形で、導入をしていました。
他人の挙手を見て手を挙げる人が居るので、カウンタダウンして同時に挙げてもらっていました。
「5、4、3、2、1、はい!挙手!」というふうに。(笑)
正解は、黙って、
赤 の場合、止 に〇を付けます。
黄 の場合、止 に〇を付けます。
青 の場合、進 に〇を付けます。
これって、結構引っ掛かるんですよね。一番引っ掛からない、赤 を最初に出すのが私流でした。特に、黄色信号と青信号では間違える人が多かったですね!皆さんは答えられますか?
この後、ひっかけ問題対策は続きます。
赤 は、止 ですね。
赤 は、止 ですね。と指さす。
赤について聞きます。皆さん、5段活用って覚えてますか?小学校高学年の時に国語で習ったはずです。
・止まらない。
・止まります。
・止まる。
・止まれ。
・止まろう。
どの送り仮名(平仮名)が一番適していると思いますか?と間髪入れずに聞きます。
「止まらない。」だと思う人手を挙げて。はい、手を下ろして。
「止まります。」だと思う人手を挙げて。はい、手を下ろして。
「止まる。」だと思う人手を挙げて。はい、手を下ろして。
「止まれ。」だと思う人手を挙げて。はい、手を下ろして。
「止まろう。」だと思う人手を挙げて。はい、手を下ろして。
正解は、「止まれ。」ですね。
その時、エピソードを付け加えます。
あるとき、前方の信号が赤になった時の事です。
教習生が言いました。
「先生、赤になったので止まった方がいいですね。」
私は、言いました。「あなたは間違って覚えています。」
「えっ?止まらなくていいんですか?」
「いいえ。止まった方が『良い』と言うような生ぬるい考えではだめです!『止まれ』です!」
黄 は、止 ですね。
黄 は、止 ですね。と指さす。
赤 と同じようにします。
正解は、「止まれ。」ですね。
「なあんだ、赤と一緒ではないか?」とお思いの皆さんは、教本をよく読んでください。
停止位置より先へ進んではいけない! と書いてありますよね。進んではいけないと書いてあるから止まれなんです。
黄色は、注意して進む!と思っている人、行けたら行くって思い違いをしている人が多いのですね。
安全に停止位置に停止できない時だけ、そのまま(加速しないで)進むことができるのです。(笑)
青 は、進 ですね。
青 は、進 ですね。と指さす。
青について聞きます。5段活用です。
・進まない。
・進みます。
・進む。
・進め。
・進もう。
どの送り仮名(平仮名)が一番適していると思いますか?と間髪入れずに聞きます。
「進まない。」だと思う人手を挙げて。はい、手を下ろして。
「進みます。」だと思う人手を挙げて。はい、手を下ろして。
「進む。」だと思う人手を挙げて。はい、手を下ろして。
「進め。」だと思う人手を挙げて。はい、手を下ろして。
「進もう。」だと思う人手を挙げて。はい、手を下ろして。
正解は、「進む。」にしています。(笑)
私は、小学校教員の経験がありますが、昔は、交通安全教室に警察官が来てくれて、運動場に交差点を書いて、渡り方教室をしていました。
その時、警察官が言っていたのです。
「皆さん、青信号になったら『進みます』ですね。」
別の警察官は、
「皆さん、青信号になったら『進め』ですね。」
又、別の警察官は、
「皆さん、青信号になったら『進もう』ですね。」
この三者三様の言い方に、子どもたちは引っ掛かっていました。
「はぁい!わかりました!」と。
警察官は、険しい表情になり、
「皆さんは、信号を守らない自動車に轢かれてしまいますよ。青信号の意味は、『安全かどうかをみて進む』ですよ。」
と言っていたのです。
教本にも、「車は、直進、左折、右折、することができます」と書いてありますよね。
信号に従うこと!見出し別の練習問題!
ここでは、アンサーは載せていません。答えが✖だと思われた方は、どの言葉が✖(誤)の理由なのか?どの言葉を変えたら、〇(正)になるのか考えてから答え合わせをしてくださると覚えやすいです。
因みに、解答は、問題文すべてが終わった後に記載してある下記のリンクからご覧ください。
とりあえず、自分の力で解いてみてくださいね。
信号の種類と意味
1⃣信号機の信号などに従うこと
Q 道路を通行する歩行者や車などは、信号機が表示する信号と、警察官の手信号にのみ従わなければならない。
2⃣信号機の信号の種類と意味
Q 歩行者や車などは、横の信号(交差する交通の信号)が赤になれば、間もなく対面する信号は青になるので、円滑な交通社会の実現のために、速やかに発進しなければならない。
Q 青色の灯火の信号は全ての車が直進し、左折し右折出来る事を示している。
Q 黄色の灯火の点滅信号では、車は徐行しなければならない。
Q 右折の青の矢印信号が表示されているときは、信号機の信号が黄や赤であっても、右折する車は一時停止、安全確認を行なった上で進むことができる。
3⃣警察官、交通巡視員による手信号などの種類と意味
Q 黄色の灯火の信号は注意して進むことが出来る事を示している。
Q 警察官などが手信号で腕を垂直に上げているときは、警察官などの身体の正面に向かって進行する交通は青信号と同じ意味である。
Q 警察官が手信号で「止まれ」の合図をしていたが、信号機が青だったので交差点に入って左折した。
Q 警察官が灯火を頭上に上げている場合は、その交差点は信号が全部赤と同じである。
☆停止位置
Q 警察官などが、交差点以外で、横断歩道、自転車横断帯、踏切もない所で停止するように、赤信号の意味の手信号をしたときは、警察官などの3m手前で停止しなければならない。
4⃣信号機の信号と異なる手信号など
Q 警察官などが、信号機と異なる手信号をしている時は、警察官の間違いの可能性があるので、より確実な信号機の信号に従う。
5⃣左折可の表示板があるとき
Q 左折可の表示板がある所では、前方の信号が赤や黄色であっても左折できるので、歩行者や自転車は、左折した車を先に行かさなければない。
信号に対する注意
1⃣信号の見かたと対応のしかた
Q 横の信号が赤であれば、対面する信号は青であるので、円滑な発進を心掛けなければならない。
2⃣信号に対するその他の注意
Q 前方の信号が青になったならば、進めの意味なので、速やかに発進しなくてはならない。
教習項目【2】信号に従うこと の答えと解説
※この、教習項目【2】信号に従うこと の答えと解説は、下記をご覧ください。Q に答えてから下記のリンクをお読みいただくと、より勉強になると思います。
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