電動キックボードの死亡事故が多いのは何故?危険性は何?

日本の電動キックボードの世界で何が起こっているのか?事故の心配が多いのは何故なのか?

電動キックボードを、最近、町で見かけることも多くなりましたね。当然以前から事故の多さについては指摘されてきました。しかし、7月からは規制が緩和されるため、事故の多発が懸念されていますね。

その危険性について述べたいと思います。危険性を知り、より安全な利用をしていきたいものです。

 

 

電動キックボードの死亡事故が多いと心配される理由は何?

 

 

電動キックボードの危険性は何?

 

 

電動キックボードはホビー用品で、元々は公道走行不可?

元々、ホビー用品として、私有地等の閉鎖された空間での使用が黙認されてきた背景があります。勿論、ホビー用品なので、小学生くらいでも乗れました。私有地内であれば。

言い換えれば、遊園地でコースを走る、ゴーカートのイメージでしょうか?

従って、電動キックボードを動かす事は、16歳未満でも可能である可能性は高いのです。

このことが、今、一番心配されていると言われています。

電動キックボードは小径タイヤ!

電動キックボードは、タイヤが小さいので段差には弱いです。ちょっとした段差でも、転倒する危険性が高まります。

更に、安定性が悪いので、ホビー用品の電動キックボードを見て「怖い」と感じた方も多いのではないでしょうか?

又、小径タイヤゆえに、小回りがききますので、突然の動きに回りが対応できません。

更に、その小回りを生かして、いわゆる 曲芸乗り を楽しむ人も多いのが現状です。

電動キックボードはヘルメット着用義務なし!

電動キックボードには、今のところ、時速20km以下に規制されたものは、ヘルメット着用の義務がありません。

「近くだけしか乗らないから、大丈夫」という声が聞こえてきそうですが、実は危険なのです。

交通事故の発生するのは、出発してから5分以内、目的地に到着する5分以内に多発しているのです。

更に、ノーヘル(ヘルメット未着用)により、電動キックボード乗車中の人が大けがや亡くなった場合、その加害者の責任が大きいのです。

 

電動キックボードは道交法の知識無くても乗れる?

ご存じのように、特定小型原付にあたる 電動キックボードに乗る際には、免許取得の義務がありません。

ということは、自転車とほぼ同じ立場なのです。

今までも、自転車の無法運転に泣かされてきましたが、これからは、気軽に乗れるのです。

子が無くて良い分、自転車以上に、より、お気楽に運転できると思われても仕方ありませんね。

実際、プロのンドライバー(タクシー・バス・トラック)達は、本当に困惑していますね。

 

電動キックボードは歩道走行が可能!

電動キックボードは、歩道の走行が可能とされています。速度制限が更に低く抑えられているとはいえ、歩行者にとっては恐怖です。

自転車の横暴な運転でさえ減っていないのに、これは、あり得ませんね。

電動キックボードは運転姿勢が不安定!

また、立ち乗りなので、重心高が自転車より20㎝ほど高く、車体との接点もハンドルと足裏だけで、乗っている人はつんのめりやすい。

電動キックボードは16歳未満でも気軽に乗れてしまう?

ホビー用品から発展した形になった、電動キックボードは、私有地で乗っていた16歳未満の子どもが、技術的に乗れてしまう事が大きな問題になっています。

私有地から、出てしまう。とか、興味本位で乗ってしまう。

という事もンあり得ますね。

 

電動キックボードは自転車より気楽!

 

 

電動キックボードは速度差が大きい!

一般の自動車との速度差が大きいのも、電動キックボードの特徴です。自動車を運転される方はお分かりだと思いますが、原付(30km以下)との速度差には苦労しますね。

更に、電動キックボードとなると、20km以下なのです。速度差以上に、フラフラと安定性のないのも心配ですよね。

 

電動キックボードはコストカットが多い!

電動キックボードは、シェアリングなど、商業的な要素が強く、車体にコストをかけないようにしている可能性が高いです。ネジが緩んでいるとか、ハンドルがグラつくとかは有り得る話です。

製造段階からコストカットしていれば、耐久性の乏しい部品が使われている可能性もあります。

電動キックボードは、車台番号だけで登録できる!

又、原付の登録は未だに、車体番号が確認でき、盗難車でないことが分かれば、簡単に登録できてしまいます。いわゆる、現車確認が無いのです。

因みに、バイク好きの中では常識的ですが、車体(フレーム)番号が確認できれば、、全く走行不能なバイクでも登録はできます。勿論、そんな無駄なことをする人は居ませんが、あくまでも可能だという事なのです。

 

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