原付二種を強くお勧めする理由!免許取得・必要な費用・中古購入の観点から!

 最近、「原付二種」という言葉を目にすることが多くなりました。私は、バイク歴40年を越えましたが、原付二種が手元になかった事は一度も無いくらい、「原付二種」を堪能しています。

 なかなか、理屈では語りにくい、「原付二種」の魅力にフォーカスしていきたいと思います。

「原付二種」をお勧めする理由!

  「原付二種免許」???

 詳しい方ならお分かりだと思いますが、そもそも、「原付二種免許」と言うものは存在しません。

「原付二種免許」って何?

 
 実は、私自身も、ネットで見た記事に「『原付二種免許』なんかないでしょう!」とネットの書き込みに突っ込んでました!(笑)
 実は「原付二種免許」というものは 存在しません。
 「えっ?では、正式名称は?」
 お答えしましょう。原付二種と言う車両に乗ることができる免許は、「普通二輪免許(小型限定)」です。
 長い名前ですね。だから便宜上「原付二種」という言葉に「免許」と言う言葉を付けているのだと思います。

【道路運送車両法による区分】

 原付一種は、排気量50cc以下のバイクの事です。
 原付二種は、排気量125cc以下のバイクの事です。
 軽二輪は、排気量250cc以下のバイクの事です。
 小型二輪は、排気量250cc超のバイクの事です。

【道路交通法<免許証>による区分】

  原付免許免許は、      排気量 50cc以下のバイクを運転可能。
  普通二輪(小型限定)免許は、排気量125cc以下のバイクを運転可能。
  普通二輪(限定無し)免許は、排気量400cc以下のバイクを運転可能。
  大型二輪免許、       排気量400cc超の  バイク を運転可能。
  今回は、皆さんが馴染みのある「原付二種」と言う言葉をあえて使います!
 「原付二種」=「普通自動二輪(小型限定)」と認識しておいて頂きたいと思います。

「原付二種免許」を取得する方法!

 主に二つあります。
  ①各都道府県の運転免許試験場にて「一般試験」(通称:一発試験) を受けることです。すでに普通免許等をお持ちであれば、一般試験の技能試験で合格すればすぐに免許を取得することが可能です 。
  私事ですが、普通免許を取得した数か月後に、二輪免許の「一般試験」に挑戦しました。約40年前の話です。
 一般車が通常入れないことになっているクローズな敷地内で先輩や友人のバイクを借りて練習し、一般試験に臨みました。自動二輪免許(中型に限る)を取得しました。すでに普通免許を所持していましたので、試験場での一般試験に合格後1時間も経たないうちに、免許証が交付されました。
 現在では、そのクローズドな敷地内というところがほとんどなく、又、敷地内での規制も厳しくなっています。
 実際問題 一般試験で試験場に臨むと、試験官から「どこで練習してきたのか」と事細かに聞かれることが多いそうです。従って 「一般試験」は、現在では 一般的な方法ではありません。
 ②自動車学校に入校するという選択をするのが一般的です。
  免許の取得に、確実性を求める、或いは運転技術を習熟したいという方、又は平日に休むことが 困難な方には、自動車学校に入校するのがお勧めです。
 ご存じだとは思いますが、一般試験は、「合否の判定」をするのです。不合格の場合の理由は、「ワンポイントアドバイス」で一つだけ助言してもらえるのが普通です。
 一方、教習は、教習の度に、助言があり、苦手克服のための反復練習もあります。

 「原付二種」お原付二種おすすめ理由!法定費用が格安!

 原付二種は、法定費用(初期費用・維持費)が安いのです。

 基本的に、所有すれば必ず払わなければならない費用です。

登録費ー無料(自分ですれば)

 
つまり地元の 市役所区役所町村役場等に行って手続きをすれば 費用は一切かからないということです。 あえて言えばそこまで移動する 交通費または手間がかかるというぐらいです。

強制保険料(格安)

・強制保険(自動車損害賠償責任保険)ー5年分まとめてー(約15000円)
自動車損害賠償責任保険の料金は 長期契約するほど1年あたりが割安になります。 1年間であれば 7000円前後です。 5年間も使うことがないかもしれませんが 自賠責保険は 途中で車両の入れ替えが比較的簡単にできます。 つまり 8というバイクを 2年で手放したとして 家族に B というバイクを買う人が現れた場合と その人に あるいはその車両に自賠責保険を付け替えることができるのです。 これは原付一種、原付二種相互に入れ替えができますので 125cc のバイクを 手放して 50cc のバイクに買い替えた時には 125cc のバイクについていた保険を保険会社に申し出て50cc のバイクに振り替えることができます。 私の場合 この入れ替えは すべて無料です。 さらに自賠責保険の 有効期限をします 5センチ四方ぐらいのステッカーがありますが そのステッカーも 無料で再交付してもらえています まる以前のバイク2のナンバープレートにつけていたステッカーをそのまま廃車にしたり あるいは 剥がしたために取れにくくなったりした場合は 無料でステッカーだけをもらうこともできるということになります
 さらに 自賠責保険で お得なのは 原付布 主たる定置場所 いわゆる書使用の本拠地が離島であれば、 さらに 自賠責保険料が お安くなります。

任意保険料

・任意保険は、「ファミリーバイク特約」がお勧め!「ファミリーバイク特約」がお勧め!
 自家用自動車(二輪車を含む)の任意保険に特約として、同居の家族と未婚の別居の子どもたちが補償対象になる、車単体ではなく、人に掛かる保険です。家族が何人いても(基本的に同居家族か未婚の子であれば単身で過ごしていても大丈夫)、原付二種バイク迄であれば、何台あっても補償対象です。更に言えば、子どもが他人のバイクに乗っていても、人に掛かるので、補償対象です。ただし概ね10000円/年以下の特約では、対人・対物賠償のみですのでご注意ください。詳しくは、保険会社の約款でご確認下さい。
※ 因みに、私は、事情で、「未届けの妻」ですが、保険会社に確認したところ、妻も対象になるそうです。

税金

・税金ー翌年の4月1日所有者に請求
 原付(90cc以下)ー2000円/年
 原付(125cc以下)ー2400円/年
 税金については 驚くべきことに 90cc 以下の 原付二種は 原付一種と同じ料金なんです 丸先ほど述べたように 自賠責保険が 同じ料金ですので 90cc のバイクは 原付一種と維持費が 全く変わらないということになります。
 しかも 原付は 税金がかかるのが4月いっぴ現在の 所有者にかかりますので 乗らなくなった原付は 3月中に廃車にしておけば 翌年の 税金は請求されないことになります。 ただし近年は 税金逃れのために 3月31日で廃車にし 翌4月2日以降に登録するという不届き者がいるため 同じことを 繰り返す人に対しては 税金が請求されることがあります。 また 近年では、 例え廃車したバイクを 自分で 所有しておれば そのバイクには 税金が課税されると言う 実体の取り決めも増えてきていますので あまり露骨なことはしないようにした方が良いようです。
 特にしばらく乗らないから とか 修理に時間がかかるから とかという理由において 一旦廃車にして 数年後に登録しようとすると その期間そのバイクはどちらに置いてありましたか と 聞かれることがありました 。 私の場合は 古物商を営んでいる関係で 一旦売却しその後買い物した事が何回かあったため その説明を行いましたが 結構突き詰められて聞かれた覚えがあります。 私の予想ですが そのような言い訳をして 税金逃れをしようとしている人がいるのでしょうね。 個人の感覚にもよりますが たかだか 2000円ぐらいの 税金のために そのような 質問を受けたり 疑いをかけられたりするのは 割に合いませんね。

「原付き二種」は車両維持が安い!

「原付二種」は、車両価格が安い!

・わがまま言わなければ、10万円台で新車が買える!
 2018年頃の前の話ですが、私が、私の妻に進めたバイクが格安でした。中国産ではありますが スズキの GN 125 H というバイクを 購入しました。 今では排ガス規制の関係で 輸入禁止になりましたが、車両価格は 確か11万前後でした。安いですよね。フロントタイヤを、良いものに替え、ヘッドライトもハロゲンの明るいものに変え、フロントスプロケットを一丁多いものに変え、更に、京都からの 陸送費等も含めて 20万円 かかりませんでした。 ちょっとした50cc 以下の原付一種でも、新車ならば ほとんど20万を超えるんです。 原付スクーターの 中古でも 程度が良ければ 十万を超えることはざらです。 そう考えると 贅沢を言わなければ 原付二種は 安価で楽しめますね。
 
 

「原付二種」は、車両維持費が安い!

 
・タイヤ、オイル、チェーン等の消耗部品も安い。
 
 薬 40年前の話ですが 友人の一人が ビモータというイタリアの バイクに乗っておりました。 九州に 岡山から ツーリングに行った時です まるその友人が 教えてくれました。 このバイクのタイヤは とてもグリップが良いので コーナリングが とても気持ちよい。 しかし グリップが良いということはタイヤの摩耗が激しいわけです。 なんと 4000キロも走ったら そのタイヤは使い物にならないそうです。 当時としては かなり特殊な タイヤだったので 一本 4万円するんです。 岡山から 九州まで 約750 km。 往復で1500 km。 さらに2泊しましたので その中の1日を 九州各地のツーリングに費やすと 岡山に帰ってきた時には タイヤはもう使い物にならなくなっている可能性があるわけです。 タイヤは 効果であって しかも 前後帰るのですから 九州に 言って 帰って来れば タイヤ代だけで 8万円消費することになるということです。 なぜこのような例を出したかと言うと。 原付二種であれば タイヤもそれほど高価なものは少なく 種類も選べれます 丸摩耗するかどうかも ほとんどが 1万 km 以上は 走行できます。 もちろん 高速道路は走れませんが 普段地下周りをツーリングするのであれば タイヤのお金もバカにはなりません。 東寺原付二種を私はちょこちょこ乗り換えていましたが その関係で タイヤを交換した時の記憶はありませんが 別に所有する900cc の バイクは 大型バイクにもかかわらず タイヤは ほぼ1万 km は持ちました。 タイヤ交換は 工賃も含めて 1万円で おつりがきました。 ビモータの 2.5倍の タイヤの もち さらに タイヤ大和 ビモータの 1/4。 900立方センチメートルの バイクでさえ それだけですので 原付二種の タイヤの餅屋 タイヤの代金 を考えると 以下に原付二種は 安く済むかと言う 良い事例になるかなと思います。 オイルも 125cc であれば ほとんどが 1 L 前後です。 大型バイクであれば 4 L 前後が 通常です。 遅延や スプロケット 遅延 は 品質にもよりますが 大型の方が もちが良いこともありますが そもそも元々の金額が 大幅に違いますから やすさという面では 原付二種に軍配が上がるでしょう。

「原付二種」は、燃費が安い!

燃費が安い(50km/l)位のものも多数

 
当然燃費が安いということは 維持管理に大きな影響があります 私が今使っている 100cc のスーパーカブは 駅までの 短い通勤にも関わらず ほとんど 1 L あたり 50 km を走行してくれています。

「原付二種」は、付属品が安い!

・アクセサリー(キャリア、かご、等も安い)
 
はい私のスーパーカブの場合は キャリアやカゴなども たくさん販売されており しかも薄利多売なのか 値段もお手頃です。 台数がたくさん売れているからでしょうね まるこれも 原付二種を 楽しむのには 非常に 便利が良いです。 ちなみに亡くなった父親が 乗っていた 70立方センチメートルの スーパーカブもあるのですが 少し工夫しただけで 110cc のカブト 70cc のカブに付け替えができますので 汎用性というだけでも かなりのメリットがあります。 キャリアをかごをその日の気分によって 着せ替え人形のように付け替えたりすることも 可能ですし 車庫に置いていてもそれほど邪魔になりません。

 原付二種は、複数台所有しても安い!

 私は現在、大型バイク1台と、250cc の普通2輪 を 所有しています。この2台は、両方とも 30年以上の お付き合いになっています。つまり30年以上買い替えていないのです。
 しかし 原付二種バイクは 長年持っているものは殆どありません。 長年持っているたった一台の原付二種は、私が気に入ってることと、今後、手に入る可能性が低いからです。
 常に、数台の原付二種を身の回りに置いておかないと落ち着かないのです。好きなことも有りますが、その他の理由があります。

「原付二種」は、代車的に使えるバイクを所有できる!

  一つ目の理由は、古いバイクの為、故障した時にじっくり修理をできる事です。
 修理でしばらく動かせないバイクがあっても、維持費が安いので気にならないのです。税金も安いし、車検もないのです。
 複数台所有して、修理中は別のバイクで楽しめます。

「原付二種」は、異なる使用方法の複数のバイクを持てる!

  二つ目の理由は、私の気が多い事です。
 数年間楽しんで、ある程度満喫したら、そのバイクを欲しがる人を見つけつつ、新たな興味のバイクに目を付ける。(笑)
 なぜ原付二種が最適かと言うと、原付二種の メリットとして、登録廃車の手続きが とても簡単であり、自賠責保険の 入れ替えも 比較的簡単にできることです。故障したバイクは、廃車にして 、動かせるバイクを登録し、自賠責を入れ替える。
 又、登録も簡単なので、気に入ったバイクを購入出来たら、あまり乗らないバイクを廃車にすることが可能なんです。しかも、私の家は、役所から徒歩5分以内。いざとなれば、歩いて行けるのです。
 私は、原付二種ならば、ほとんどのジャンルのバイクに乗りました。レジャーバイク、ビジネスバイク、ロードバイク、オフロードバイク、スクーター、ビジネスバイク、アメリカンバイク、等々。一応、味見をして、気に入れば、125cc以上のバイクを購入するのです。(笑)
 125cc以上のバイクは、ツアラー型の大型と、旧車と呼ばれる、改造ロードバイ(軽二輪)があります。以前は、オフロード(軽二輪)を所有していましたが、使用頻度と扱いやすさを考えたら、原付二種で充分です。

「原付二種」は、異なる使用方法の複数のバイクを持てる!

 だから、 原付二種は 気軽に、「このバイク 乗ってみたいな」というぐらいの気持ちで選べるのです。安く買って、調子が悪くて自分で直せるようなら、廃車にして修理する。乗れそうになったら、いずれかのバイク(あまり乗らないバイク)を廃車にする。
 約30年前に、原付二種である125cc の トライアルバイクを格安で手に入れました。当時、私はトライアルバイクに興味を持っていた時期でもあったので、すぐさま購入しました。 トライアルバイクに乗りたいということに加えて、たまたま 動かなくなったバイクがあったのです。そのバイクの自賠責保険を トライアルバイクに移し替えて、ナンバー登録し、山の中や林道を走りながら楽しみました。その頃は、廃車にしたバイクを自宅に置いていても税金を取られるということもない時代でした。そのようなことを繰り返して レジャーバイク 、ロードバイク 、アメリカンバイク 、ビジネスライク 等々、様々なバイクを、ちょくちょく乗っては楽しみました。その中で 125cc では 物足りないな と思うものがあれば、買い二輪や小型二輪バイクに買い換える 予定でしたが、今のところ、バイクライフに満足しています。

「原付二種」は、「原付試乗標識」を使用できる!

 今では、「古物商許可証『オートバイ商』」を取得しましたので、「原付試乗標識」を貸与してくれた自治体に営業所を登録し、商品であるバイクも保有しています。税金問題も自賠責問題も非常に手続きが簡単になりました。
 しかも、「オートバイ商」は副業で、趣味なので、「自分が乗りたいと思える原付二種しか買わない。売らない」というぜいたくなスタンスで、「(他者からの)需要があれば売る」「(自分が)欲しければ買う」という事の繰り返しです。
 しかも、「原付試乗標識」は、登録していない商品のバイク全てに付ける事ができますので、土日に手に入れたバイクでも、「試乗」することができます。

「原付二種」は、需要が高い!

 最近、コロナ蔓延の影響で、「原付二種」の需要が高まっています。「密」を避ける事も有りますが、物価高騰の折から、燃費も良く維持費も安い 原付二種 は、需要が高く、中古車は、品薄状態です。更に、スクーター型になると、原付二種免許保持者の少なさからか、需給バランスの関係で、買えない状態が続いているようです。

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